13時30分、防災無線から大音量の放送、携帯・スマホには緊急エリアメールが届き、880万人訓練がスタート。
教室では、訓練についての、教頭先生からの講話の放送が流れ、生徒たちは、落ち着いて、集中して聞くことができました。
「関東大震災から100年、備えが大切、有事の時にどんな行動を取ればいいのか、中学生は地域で大いに期待されていること」など、わかりやすく、講話してくださいました。(骨子は、続きを読むでご覧ください。)
3年生は、グランドで体育大会に向けての全体練習を中断して、教頭先生の放送を聞くことになりました。想像以上の大音量の防災無線の声に、教頭先生の声がかき消されてしまいます。しかし、3年生は、途切れ途切れになる教頭先生からのメッセージを聞こうと努めていました。そして、その姿に3年生の成長を感じました。放送後、学年練習に切り替わりましたが、体育大会が、生徒たちの主体性が生き、思い出に残る、心に残る行事になることを願います。
がんばろう 東中生!
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【880万人訓練に向けて、講話(骨子)】
チャイムが鳴りましたが、ここで緊急に防災訓練についての放送をします。授業が始まるところですが、少しの間、みなさん手を止めて聞いてください。
今日9月1日は防災の日。100 前の今日、関東大震災が起こり、多くの尊い人命が失われました。今日は各メディアで様々な角度からの報道があります。8月30 日から9月5日までは防災週間になっていることを知った人もいるでしょう。
今年のおおさか880 万人訓練では、13 時30 分に地震発生の緊急地震速報のメールが、13 時33分に大津波警報発表のメールが配信されました。
もし、今大きな地震が発生したら。皆さんはどのような行動をとるとよいでしょうか。
揺れ始め、揺れが収まったとき、それぞれどのように対処するのがよいでしょうか。
このあとには、大津波警報が発令されます。
警報が発令されたとき、私たちは、自分の命を守るため、また家族や周りの友達の命を守るため、どのようなことができるでしょうか。
各クラスで、朝や昼の時間にお話があったところもあるかもしれません。先生方からのお話や、これまで習ったこと、見聞きしたことを合わせて、命を守る行動をとるようにしてください。
人は、いざというとき、普段からしていないことは、落ち着いてできないものです。災害が発生したその瞬間、慌てず必要な行動がとれるよう、考えておきましょう。
昼間、皆さんの保護者をはじめ大人たちが仕事で地域を離れる時間帯、地域の人たちが一番頼りにするのはあなたたち中学生です。訓練を通してぜひポスターに書かれた今年のスローガン「助かる人になろう。そして助けられる人になろう。」を達成できるようになりましょう。
9月9日土曜日9時から午前中には、南大江小学校で、第11回南大江地域防災訓練が行われます。昨年度、参加してくれた人もたくさんいたと思います。今年もぜひ参加して、自分や周りの人の命の守り方、一緒に学んでみませんか。参加してみようという人はぜひ、部活動顧問の先生か、教頭先生のところまで来てください。
最後に、今日のこの時間をきっかけとして、災害時には、おうちで、通学路で、外にいるとき、それぞれどのような行動をとればよいか、おうちでも話し合ってみてください。
みなさん、ご協力ありがとうございました。これで放送による訓練を終わります。このあと、授業でも精一杯頑張ってください。