体感温度は、どうかなよかったなぁ「よかったなあ」まど・みちお よかったなあ 木や草が ぼくらの まわりに いてくれて 目のさめる みどりの葉っぱ 美しいものの代表 花 かぐわしい実 よかったなあ 草や木が 何おく 何ちょう もっと数かぎりなく いてくれて どの ひとつひとつも みんな めいめいに違っていてくれて よかったなあ 草や木が どんなところにも いてくれて 鳥や けものや 虫や 人 何が訪ねるのをでも そこで動かないで 待っていてくれて ああ よかったなあ 草や木がいつも 雨に洗われ 風にみがかれ 太陽にかがやいて きらきらと これは、まどさんの自然を讃歌する詩ですが、この教材を使って、担任の先生が子どもたちにたずねます。「みんなが、『よかったなぁ』って思うことってどんなことかな?」すると、こんな意見が出ました。「弟がうまれてよかったなぁ」「生きてこられてよかったなぁ」「家族と出会えてよかったなぁ」・・・普段あまり言わないけれど、こんな風に思っているんだなぁと、そしてクラスの皆んなと先生がその発表を聞いて、「そうやよなぁ」と思い合える育和の子どもたちって、やっぱりステキだなぁと思いました。 少しずつ、少しずつ・・・国際クラブ、スタート応援団、がんばるぞ!オー! |
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