速さ(5年生) 〜10月23日〜
算数科の時間は、速さの比べ方について考えました。
1時間で走る距離を求めることで、速さが比べられそうですね。 大和川のつけかえ(4年生) 〜10月23日〜
社会科では、大和川のつけかえの学習をしています。
今日は、大和川のつけかえにどのような道具を使い、どのような工事が行われたのか、副読本等で調べました。 児童朝会 〜10月23日〜
講話の後、担当から今月のめあてについて話をしました。
また、健康委員会の取組について、委員会の児童からお知らせがありました。 児童朝会 〜10月23日〜
(校長講話の内容 続き)
「・・・今日は、小学生の時に同級生からいじめを受けていた人の作文を紹介します。 こんなことがあれば、みんなならどうするか考えながら聞いてください。 ・・・いじめが始まったのは、小学校4年生の終わりごろです。 プリントを前から後ろに配る時に、同じクラスの男の子から「早く配れ」と言われていました。 そのうち、私が階段を下りていると、わざと後ろからおどろかせたり、交かんノートで悪口を書かれたりするようになりました。 その悪口はひどいものでした。 私が係の仕事でみんなのノートを配るとき、友達にノートを渡すと「汚い。ばい菌がついた」と言われました。 みんなが盛り上がって笑っている時に私も一緒に笑うと、「お前は入ってくるな」と言われたこともありました。 あきらめの気持ちがあって、先生や親に相談はできませんでした。 5年生になったある日、男の子から石を投げつけられて、けがをしました。 その時は「ごめん」と謝られましたが、「このままだともっとひどいことをされるかも」と考えると、怖くてたまらなくなりました。 でも、家族や先生に言えないので、先生に作文を書きました。 『先生、私はいじめられています』と。 それでも作文を先生に渡すことができませんでした。 すると、お母さんが家の引き出しにあった作文を見つけて、学校へ行ってくれたのです。 いじめに気づいていなかった担任の先生もすぐに動いてくれました。 そして、『あなたたちのやっていることは、人として許されないことだよ』とクラス全員の前で熱心に話してくれました。 勇気を出して、作文を書いてよかったと思いました。 私の作文を見つけたお母さんは、涙を流していました。 お母さんが泣くところを、私はこれまで見たことがありませんでした。 お母さんの姿を前にして、子どもがいじめられるというのは、親が悲しむことなんだと知りました。 悲しんで悔しがるお母さんを見て、ようやく自分は勇気をもっていじめのことを誰かに伝えなければいけないと気づきました。・・・ 作文の内容はこれで終わりですが、みなさんはどんなことを感じましたか。 焼野小学校のみなさんには、いじめをなくすために、「2つの勇気」を心にしっかりもってほしい。 それは、『ストップをかける勇気』と『相談する勇気』です。 人の心や体を傷つけることは、どんなことがあってもやってはいけないという強い心を持つこと、それが『ストップをかける勇気』です。 みんながやっているからという理由で、一緒にしてはいけません。 また、自分がつらいめにあっていたり、友達が困っていたりしたら、一人でかかえないで、だれかに相談すること、それが『相談する勇気』です。 焼野小学校には、みんなのことを大切に思ってくれる友達や先生方がたくさんいます。 この2つの勇気で、焼野小学校からいじめをなくし、みんなが安心して過ごせる学校にしていきましょう。」 児童朝会 〜10月23日〜
今週の校長講話は、次のとおり。
「さて、先週は、クラスの中で「これは、いじめにつながるかも知れない」ということに気付くことができる人になってほしいという話をしました。 朝会の後、さっそく学級のみんなで「いじめ」について話し合ったり、作文を書いたりして考えたクラスがたくさんあり、うれしく思いました。 みなさんが書いた作文の中から、少しだけ紹介したいと思います。 ・1年生「いじめをなくすために、ぼくはふわふわことばをいっぱい使う。」 ・2年生「クラスのいじめが一度も起きないようにしたい。他の人がいじめられているのに、無視をする人もいじめと同じぐらいいけないと思います。」 ・3年生「前は、へんなもめ事にまきこまれたくなかったから無視していたけど、見て見ぬふりをやめようと思いました。」 ・4年生「私は、いじめはぜったいに許しません。自分がされていやなことを他の人にやるのはおかしいと思います。いじめがなくなるためにできることは注意です。でも、きつく言ってしまうと相手がいらいらするかも知れないので、やさしく言うことがいいと思います。」 ・5年生「最近、あたりまえのように、ちくちく言葉を使うようになってしまっている。『死ね』という言葉の意味はわかっているはずなのに平気で言って人を傷つけている。だから、ぼくたちは相手の気持ちを考えて『死ね』という言葉をなくさないといけない。」 ・6年生「いじめは、自分では気づかない場合があるからこわい。どうしてもいじめを起こさない学級にしたい。いじめているほうは、すぐに忘れてしまうけど、いじめられているほうは、すごく心に残る。些細なことでもいじめにつながるかも知れない。今後の自分の行動も気を付けようと思う。」 みなさんが書いた作文の中からいくつか紹介しました。」 |
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