11/20(月)全校集会の様子本日の全校集会では、生徒会が期末テストに向けて「色ペン勉強法」を紹介してくれました。 ノートをまとめる時に色ペンを効果的に使うことで勉強の効率が上がるというものです。 普段の授業から活用してみてください。 また、「税に関する作文」の表彰も行われました。 今の皆さんにもこれからの皆さんにも大きく関わる税について、宿題で考えるだけでなく、日常から考えられるようにしていきましょう。 【校長講話「メタ認知とは」】 ◇メタ認知とは メタ認知を一言でいうと、「冷静で客観的な判断をしてくれる頭の中の自分」です。 学習にたとえると、「どう覚えると覚えやすいのか」「学習全体はどのように進んできたのか」などを、第三者の視点で振り返ったり評価したりすることです。 ◇メタ認知能力は小学校高学年から急速に伸びる メタ認知は、小学校高学年から中学生にかけて急速に発達していきます。 メタ認知が発達すると、それまでは一方的に自分の好きなことを好きなように話していた子が「自分の話があまり相手に理解されていないようだ」と気づき、説明の仕方を変えるといった行動が見られるようになります。 ◇2種類のメタ認知が両輪で動くことが大事 メタ認知には、「メタ認知的知識」と「メタ認知的活動(技能)」の2種類があります。 「メタ認知的知識」とは、自分は何が得意なのか、目の前の課題で求められていることは何か、その課題にどう取り組めばよいか、などについての知識のことです。 もう1つの「メタ認知的活動(技能)」とは、メタ認知的知識をもとに、実際に活動しながら、自分に合ったやり方に絶えず改善していく力のことです。 この2種類の力を使うことで、学習や活動でより成果を出すことができるようになります。 ◇メタ認知能力が高いことで得られるメリットは? 1 課題解決能力が高まる ・メタ認知能力が高いと、感情に流されず状況を冷静かつ的確にとらえることができます。 2 感情に振り回されない ・メタ認知能力が高いと自分自身を客観視して、冷静に感情を認知しコントロールできるため、感情に振り回されずに対応できるようになります。 3 円滑な人間関係を築ける ・相手と自分の違いや、置かれている状況を俯瞰(ふかん)的にとらえることできるため、適切な配慮をしながらコミュニケーションをとることができます。 4 成績向上にも効果を発揮する ・メタ認知能力が高い子どもほど、学習意欲が高く、目標に向け主体的に学習する力があり、解き方・考え方の工夫を行っているようです。 ◇家庭でできるメタ認知の鍛え方 1 計画表を作成する 「いつ」「どこで」「何を」「どのくらい」学習するか、スケジュールを組んだ計画表を作ってみることが大切です。 毎日の状況を自分自身でチェックするきっかけにもなります。 2 失敗したら分析を なぜ失敗したのか分析してみてください。 「次、同じ失敗を避けるには何をするといいのか」考えることが大切です。 3 他人の意見を聞く姿勢を養う メタ認知を養うには、他人の意見を聞くことも大切です。他人の考え方やさまざまな視点を知ることで、自分の考え方や特性を相対化し、より深く理解したりできるようになります。 周りの意見が正しいか間違っているかを即座に判断して反応するのではなく、「どのような考え方があるのか」に注目して聞けるような姿勢を育てましょう。 4 1日の生活を5分ほど振り返る 日常生活のちょっとした場面で振り返ることが、メタ認知を育てます。 みなさんはさまざまなことで失敗や成功をくり返し、知識とスキルを身につけていきます。 その中でメタ認知を発揮できれば、成功や失敗に一喜一憂するだけでなく、どのような点が特に影響したのかを分析して次に生かすこともできるでしょう。 何かの活動をする際に、メタ認知を上手に使いながら進めていく能力は、大人になってからも、仕事や家庭生活などさまざまな場面で役立ちます。 今のうちから、自分の学習活動を客観視する機会を数多く設けてメタ認知を伸ばしていきたいですね。 11月20日(月)おはようございます本日は全校集会があります。 3年生は午後より進路懇談があります。 生徒会活動の様子3弁護士の方から教えてもらいながら 考えを深めました。 自分の意見をひとつ、 堂々と30人ほどの グループの中で発表しました! 生徒会活動の様子2【『スマホとかしこくつき合う』ために出来ることを考えよう!】 C『誰かをつらい気持ちにさせないために』 について考えて発表しています。 11/18 生徒会活動の様子1本校生徒会より代表1名が参加しました! |
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