☆★☆育もう子どもの笑顔と地域の和・・・育和小学校☆★☆

みんなちがって、みんないい

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『私と小鳥と鈴と』

私が両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが、
飛べる小鳥は私のように、
地面(じべた)を速くは走れない。

私がからだをゆすっても、
きれいな音は出ないけど、
あの鳴る鈴は私のように、
たくさんな唄は知らないよ。

鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、みんないい。

これは、金子みすゞさんの代表作の一つです。「みんなちがって、みんないい」「あなたはあなたでいいんだよ」とうたっています。人間を含めて地球上の全ては、違うから生まれることができ、違うからそれぞれが存在することができたというのです。「誰もが生まれただけで百点満点」。このみすゞさんのまなざしになるには、人間中心、自分中心では成り得ません。

この作品の解釈はいろいろありますが、一番大切だと思うのは、最後の段落の一行前。題では『私と小鳥と鈴と』だけれど、一行前は「鈴と、小鳥と、それから私」と、「私」の位置が変わっています。「私とあなた」ではなく、「あなたと私」になった時、初めて自分優先ではなく、「みんなちがって、みんないい」というまなざしが生まれるのだと思います。

そして、もう一つ大切なところは、「お空は飛べない」「地面は走れない」「きれいな音は出ない」「たくさんな唄は知らない」と、できないことと知らないことしかうたっていないところです。

私たちは生まれた時には、ほとんど何もできず、何も知らなかったにもかかわらず、少しできることが増え、少し知っていることが増えると、できない人や知らない人をつい差別しがちになってしまいます。

金子みすゞさんは、できないこと、知らないことが先にあって、できることに出会い、知ることに出会えることを思い出させてくれ、そして誰もがそれぞれの時間と容積を持っていて、比べることのできない素晴らしい存在だと、気付かせてくれているのではないでしょうか。

育和小学校の子どもたちの日々の学校生活、私たちも含めてそうありたいなと思っています。(写真は校長室前の扉に貼られた掲示物です。今回も教務主任の先生が、つくってくださいました。感謝です。)

はじめての音楽の時間

はじめて出会った先生と、はじめての音楽の時間。みんなピアノの周りに集まって、「翼をください」を歌っていました。先生に褒めてもらいながら、ピアノのきれいな音色、そしてやわらかな陽射しが、そこにはありました。これからの音楽の時間も、たのしみですね。
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部活動体験に行って来ました!

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先週の金曜日、白鷺中学校に出向いて、部活動体験がありました。たくさんの先輩方と初めての先生との出会いに、始めは少々緊張ぎみの6年生でしたが、中学生の優しい声かけやエスコートに、徐々にリラックスできたようです。「私はやっぱり、このクラブに入ろうかな」「ちょっとどれにしようか迷ってるんだけど・・・」「◯◯さんは、このクラブが合ってるかもよ」と、ワクワクした様子で話している子たちもいました。そんな様子も見ながら、あと半年経てば皆んなも中学生かぁ・・・と、ちょっとセンチメンタルな気持ちになったのは私だけではないはずです。何はともあれ、晴れて実施できて良かったですね。

大きなサツマイモ

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子どもたちがつくった、秋の掲示物。大きなさつまいもが実りました。ちょっと大きめなので、時々ポトリと落ちちゃうときもありますが、しばらくすると、ちゃんと誰かが復活させてくれています。皆さんはこの秋、サツマイモを食べましたか。

リコーダーの練習中です

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こちらのクラスは音楽でした。担任の先生の合図で吹くのは、リコーダー。リコーダーを演奏するときは、ちょっと椅子をさげて、よい姿勢で腕は軽くリラックス。いい感じで、吹けていましたよ。
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