◆1月9日(火)第3学期始業式◆
本日1月9日(火)に令和6年、2024年の新しい年を迎え、第3学期が始まりました。
校長室からオンラインにて始業式を行う前に、テニス部のウインターカップ第3位の表彰伝達がありました。おめでとうございます。 佐藤先生の司会進行により始業式が開始され、阪井校長先生から、「感じる心」を持てるようになって欲しいとのお話がありました。続いて、浅野先生から3学期に向けて、個性と多様性を感じる心を持って欲しいとのお話がありました。 能登半島地震により、お亡くなりになられた方々へのご冥福をお祈りするとともに、被災された方々へのお見舞いを申しあげます。 令和6年,2024年の新しい年を迎え、今日から3学期が始まりました。登校指導をしながら、皆さんの登校の様子を見ていましたが、皆さんの明るく元気な顔に会えたことを,たいへんうれしく思います。 さて、皆さんの冬休みはいかがでしたか。充実した冬休みでしたか。特に3年生は、間近に迫った入試に向けての勉強を頑張ったと思います。あともう少し頑張りましょう。最後まで努力を重ねて自分の夢を掴んで下さい。私たちは誰でも幸せになりたいと願っているし、楽しく生きたいです。そのために必要なのが勉強であり、勉強が幸せな人生、楽しく生きる人生を掴む一つの手段といえます。これからの長い人生では、自分だけの努力や経験や最新の知識や情報を得ても、幸せな人生になるかどうかはわかりません。人は誰でも一人では生きてはいけないからです。幸せな人生や楽しい人生は、人と人とが助け合ったり、支え合ったりする中で生まれるものです。人のために頑張れる人、人の役に立てる人になってください。人柄が良く、素敵な人と言われるように成長してくれることを期待します。 そのためにこの3学期、いやこの1年を通して、皆さんは「感じる心」を持てるようになりましょう。感じる心について、いくつかの具体例を挙げてみます。 例えば最近は、ゴミは持ち帰るという観点から、ゴミ捨て場が少なくなりましたが、ゴミ箱がゴミで溢れていたら、皆さんはどうしますか。溢れているゴミ箱に、新たに自分のゴミを捨てますか。感じる心があれば、ゴミを捨てることはないはずです。捨てることができる場所まで持っていたらいいだけのことです。また、提出物には提出期限がありますが、それは集める側に期限を決めた理由があるからです。感じる心があれば、期限を守って提出することが出来るはずです。また、授業中に騒ぐ人がいますが、感じる心が身につけば、「もっと勉強したい」と思う人のために騒ぐことはしなくなります。 世の中のいじめをなくすためにはどうしたらいいと思いますか。いじめられる人の気持ちがわからなかったり、いじめをする人になって欲しくないと思う親の思いがわからない人がいじめをします。人は誰でも自分中心に物事を考えてしまいます。人の悪口を平気で言うのに、人から悪口を言われると怒る人がいます。感じる心があれば、絶対にいじめはなくなります。感じる心を持てるようになりましょう。 この3学期は、令和5年度のまとめの学期であり、令和6年のスタートの学期です。皆さんは毎日を楽しく生活してください。そのためにはこの感じる心が大いに役立ちます。こうした感じる心は決して生徒手帳にも法律にも書いてありません。常識やマナーや思いやりである、この目に見えない心遣いこそが楽しい毎日を過ごす大きな力といえます。 加美南中学校生の誰もが楽しい日々を過ごせる3学期になることを期待して、3学期始業式のあいさつとします。 |