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第3回「エビデンスベースの学校改革」プレ研修

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1 日時
令和5年11月22日(水曜日)13時15分から17時

2 場所
大阪市立十三中学校 及び オンライン(Zoom)開催

3 ねらい
学力格差、生徒指導上の問題といった大阪市の学校現場が抱える課題に対応可能な学校組織の構築を支援するため、最新の研究知見・先進事例を紹介し、それらを参考とした既存の取組の強化と具体的な行動計画作成、学校改革推進に役立つデータ分析等について講義・演習を行い、今後の学校全体での取組に生かせるようにする。

4 内容
・講義「学校規模ポジティブ行動支援について」
・十三中学校の実践報告
・参加者間の交流、質疑応答
・まとめ

〈講師〉
・大阪教育大学 総合教育系 庭山 和貴 准教授
・大阪教育大学 総合教育系 岡田 和子 特任教授
・大阪教育大学 総合教育系 長谷川 和弘 特任教授 

〈報告者〉
・大阪市立十三中学校
 (学校長・生徒指導主事・PBS担当教員)

本研修は、大阪市と大阪教育大学の協働研究講座の取組の1つである「エビデンスベースの学校改革」研修プログラムの「プレ研修」3回目にあたります。
講義では、大阪教育大学の庭山准教授による学校規模ポジティブ行動支援(SWPBS)の4段階、組織的に進めていくための4つの要素、3層支援モデルなどについての講義や、実践する際の参考になるTFI(実行度チェックリスト)の10のポイントについて詳しいお話がありました。
十三中学校の発表は、「学校規模ポジティブ行動支援に取り組んだ3年間―子どもの心理・行動面を支える文化と風土の醸成―」というテーマで行われました。学校の課題と導入を決めた経緯を示し、その後SWPBS導入に向けての動きや組織的に進めていくための具体的な実装について話がありました。写真や動画を使って具体的な実践報告が展開され、これから実践を始めたいと考えている学校や教員にとって非常に参考になるものでした。

5 受講生からの声
・理論と実践が詳しく示され、両方のイメージを持ちながらPBSを進めていく重要性を再認識しました。人が繋がって持続されていることに大変感銘を受けました。点が線になり、児童生徒の学校生活がプラスに働くよう、私も取り組もうと思いました。
・PBSの実践について詳しく教えて下さったこと、庭山先生から実践にあたっての指導や助言を聞くことができたことが参加してとてもよかったところでした。

6 その他
本研修は、第4回大阪市教育フォーラムにてオンデマンド配信されます。期間は1/23~2/29です。ぜひご覧ください。

幼稚園新任教員研修2

1 日時 
・令和5年11月9日(木曜日) 12時45分〜17時

2 場所  
・大阪市立今里幼稚園

3 ねらい  
・指導者の教育的意図をもった働きかけについて学ぶとともに、保育研究の重要性を理解して積極的に取り組むために、新任教員による保育の参観や研究協議等を通して、保育の指導方法を習得する。

4 内容
≪研究保育≫「つくるのっておもしろい!」
<保育者>今里幼稚園 教諭 清水 千奈
5歳児の「芋づるリースづくり」を参観しました。子どもたちは、どんぐり、まつぼっくり、木の実といった自然物の素材を使って、自分なりにイメージを広げて飾り付けをし、意欲的に製作活動に取り組んでいました。

≪研究協議≫
 最初に、保育者から、当日の保育にいたるまでの過程や、工夫した点についてお話いただきました。それをもとに、環境構成や子どもたちへの働きかけなど、普段の保育の中で自身がどのような工夫を図っているかについて情報共有を行いました。また、事前課題として作成した保育指導案や実践記録をもとに、気付いたこと、感じたことを交流したり、互いに助言を送ったりしました。

≪講話≫「造形活動を楽しむために」
<講師>今里幼稚園 園長 大海 幸恵
造形が“得意な子”ではなく、“好きな子”を育てること、子ども個々の良い点を見付けてほめること、子どもたちの作品に間違いや失敗はないと認識することなど、造形活動を楽しみ、より豊かなものにするための大切なポイントについてご教示いただきました。後半は、ひっかき絵(スクラッチ)等について、さまざまな技法を教えていただき、受講者が実際に体験しました。


5 受講生の声
・「造形表現が得意な子どもを育てるのではなく、好きだという気持ちを育む」という言葉が心に響きました。子どもたちにとって造形表現が楽しいと思えるような保育をしていきたいとあらためて思いました。
・子どもたちの様々な表現を見逃さず、具体的に認めたり、周りの子どもにも知らせたりすることが、満足感や自信をもつことにつながっているのだと分かりました。ほめるだけでなく、認めの語彙を増やし、願いをもって子どもたちに言葉をかけていきたいと思いました。

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令和5年度 3・4・5年次栄養教員研修

1 日時 
・令和5年11月17日(金曜日) 15時〜17時
2 場所  
・大阪市教育センター 研修室4
3 ねらい  
・自己の学校組織における役割について意識を高めるとともに、栄養教員としての高い専門的知識・技能を習得する。
4 内容
≪講義・研究協議1≫「個別的な相談指導について」
<講師>大阪市教育委員会事務局 指導部 保健体育担当 給食グループ
    指導主事 中川 ひとみ
・講義では「個別的な相談指導」について、栄養教諭が果たすべき役割やその重要性についてお話しいただきました。また、学校で取り組む上での留意事項についてご示唆いただきました。
・研究協議では、「各校での個別的な相談指導の事例はどのようなものがあるか。」について、各校の現状やそれを踏まえた改善策などを協議しました。

≪講義・研究協議2≫「学校給食管理の現在の課題」
<講師>大阪市教育委員会事務局 指導部 保健体育担当 給食グループ
    指導主事 西野 亜希
・講義では「学校給食の管理」を行う上での留意事項や重要な視点についてお話しいただきました。
・研究協議では、「学校給食を実施するにあたり、現在最も課題だと考えていることは何か。」について、各校の現状やそれを踏まえた改善策などを協議しました。

5 受講生の声
・個別的な相談指導について、食物アレルギー対応だけでなく食に関して課題のある児童についても課題解決していく重要性をあらためて認識しました。
・他校の先生の活動を聞いて、自分ならどのようにするか考えることができました。栄養教諭の専門性を活かしながら、校内で連携していきたいです。
・設備や機器の老朽化は多くの学校で感じている課題です。施設の状況を正確に把握して、トラブルに備えて事前に準備をしておくことが大切だと思いました。

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栄養教職員課題別研修2

1 日時
・令和5年10月27日(金曜日) 15時30分〜17時

2 場所
・大阪市教育センター 2階 講堂

3 ねらい
・食に関する指導や学校給食の管理の現状と課題を知り、講義等により専門的知識を身につけ、指導力や管理能力の向上を図る。

4 内容
・事前課題の動画を視聴し、食育指導者養成研修の内容から「給食の時間における食に関する指導」「学校給食と食育」「学校給食におけるリスクマネジメント」「食育の評価」等について基本的な内容を学びました。

≪講義1≫  「学校給食におけるリスクマネジメントについて」
≪研究協議2≫「学校給食におけるリスクマネジメントにどのように
        取り組むべきか」
<講師>指導部保健体育担当 指導主事 西野 亜希
・学校給食の中で事故が起こるリスクの例や、事故の未然防止、事故発生時の適切で迅速な対応に備える必要性についてお話しいただきました。
また、本日の講義内容を踏まえ、校内マニュアルの整備や、全教職員で共通理解を図るなど組織的な対応の大切さについて協議しました。

≪講義2≫  「食育の評価について」
≪研究協議2≫「食育の評価をどのように行うべきか」
<講師>指導部保健体育担当 指導主事 中川 ひとみ
・食に関する指導の全体計画をもとに、評価の実施方法や、どのような「活動指標」「成果指標」を設けるべきかについてお話しいただきました。また、本日の講義内容を踏まえ、各校の評価の事例をもとに望ましい評価の行い方について協議しました。

5 受講生の声
・年度当初の評価基準をきちんと設定しておくことや、児童・保護者へのアンケート等も、分かりやすい質問にしておくことで、年度末の評価の際に正しく評価をすることができると感じました。運営に関する計画や学校アンケートの項目についても再確認したいと思います。
・他校の先生方と意見を交流できたのはよかったです。やはり自分だけではなく、学校全体で取り組むためには、まず学校長、そして部会での理解を十分深めてから学校全体で食育に取り組んでいこうと考えています。

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中学校技術・家庭科(技術分野)新任教員研修2(R4)

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1 日時
・令和5年11月30日(木曜日)15時から17時

2 場所
・大阪市立東我孫子中学校 木工室(集合)

3 ねらい
・技術・家庭科(技術分野)の授業研究に係る事項について、講義と実践研究を通して理解し、技術・家庭科(技術分野)の指導に係る工夫改善の方法を習得する。

4 内容
≪実技≫「材料と加工の技術に係る実技研修」
<講師>大阪市立東我孫子中学校 指導教諭 米澤和善
・パイン集成材を使った製作物を制作することで、材料と加工の技術による問題解決や課題の設定、技術によって問題を解決する一連の学習活動の実践と指導に係る工夫改善の方法について習得を図りました。

5 受講生からの声
・実技実習を通して、実習における生徒への声かけの仕方をはじめ、指導方法や指導のポイント、実習時の安全面、さらに工具や工作機械の管理方法等についてより深く学ぶことができました。今後の実習に生かしていきたいと思います。
・製作物を制作する際には、単に何かを作成して終わりではなく、技術分野の学習過程において、まずは問題解決をするために課題を設定すること、そしてその課題の解決策を見いだす必要があるなど、学習過程が重要なポイントであることが分かった。今後、この実習で学んだことを生かして、授業を進めていきたいと思います。

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