復元された江戸時代の大阪の街並みやそれぞれの時代の展示など、どれもとても見応えがあり、児童はわかったことをメモしながら、興味津津で見学していました。見学することで、時代による大阪の街やくらしの移り変わりを知ることができました。

　３年生は、月曜日に「大阪くらしの今昔館」へ社会見学に行きました。今昔館では、江戸時代の大阪の街並みが実物大に復元され、商家や長屋ぐらしの風景が楽しめます。また、明治・大正・昭和の大阪の住まいとくらしの様子も展示、紹介されています。

　３月１日（金）に『６年生ありがとう集会』があります。それに向けて、各学年の発表の練習が最終段階に入っています。６年生も当日、最後に合奏します。練習の今でも上手に合唱や合奏ができていますが、本番はさらにすばらしい感動的な発表を見せてくれると思います。

　月曜日に児童朝会がありました。「伝えよう！いのちのつながり」作文募集に応募し、優秀な成績を収めた児童の表彰がありました。この賞は、周りの人への優しい気配りや感謝の心、命の大切さが溢れ、感動を与えてくれる作文に贈られます。
　校長先生からは、あいさつの仕方についてお話がありました。丁寧なあいさつの例と、相手の目を見ない、急いで通りすぎるあいさつの例が紹介され、どちらが気持ちのよいあいさつかを考えました。そして、あいさつには心をひらいて相手とつながる意味があることや、いつもみんながどのような顔で登校してくるのかを校長先生が正門に立って見ていることなどがお話され、人に自分の気持ちが伝わるあいさつの仕方はどのようなものかそれぞれ考えようと働きかけられていました。
　今週の生活目標は、「思いやりの心をもって行動しよう」です。

　２２日（木）に、昨年度の本校の給食委員会の児童が考え、最優秀賞を受賞した献立が登場しました。鶏肉のなにわ甘辛ソースかけは、タイの鶏肉料理「カオマンガイ」をヒントにし、ソースに関西らしいウスターソースを使っています。船場汁は、大阪の問屋街である船場で昔から食べられてきた汁物です。本校は船場にある小学校で、自分たちの住んでいる地域の料理を給食に登場させたいという思いから考えました。炊いたんは、だし汁をじっくりしみ込ませるように炊いて作るおかずのことで、昔から関西でそのように呼ばれてきました。受賞から１年以上が経過し、実際の給食となった献立を食べてみると、本当に大阪らしい味ばかりで、本校の児童も「おいしい！！」ともりもり食べていました。昨年度、給食委員会の一員としてこの献立作成に携わった現在の中学１年生も、進学先の東中学校で同じ日に同じ献立を食べることができ、小学校でのことを学級で話題にしながらうれしそうに食べていたそうです。自分たちが考えた献立を大阪市中の小学生や中学生が食べている、そんなすばらしい機会をいただけたことに感謝し、喜びを感じることのできた１日でした。