2月２８日（水）、朝文研は来週が終了式で、この日はまず、一年の活動を振り返って感想を書きました。そして、ソンセンニムが「ソルビㇺ」という絵本をモニター映しながら、読み聞かせてくれました。
　ソルビㇺとはお正月を迎えるための晴れ着のことで、民族の女の子と男の子がお正月を迎える前にひとりで晴れ着を着るお話でした。
　生徒さんたちは、自分たちの経験などから、朝鮮文化にかかわることなどを楽しく語り合っていました。

　2月２５日（日）に意岐部夜間中学校で今年度２回目の大阪府教育庁との話し合いがあり、本校からは生徒会と参加希望者で行ってきました。各校からの要望とともに、本校からの要望を力強く発言してきました。より良い夜間学級での学びが広がっていけるように、これからも他校と手を取り合って頑張っていきたいと思います。
　写真上は、生徒会役員会の様子です。写真下は大阪府教育庁との話し合いの場面です。

2月１８日（日）に東生野中学校で生徒会連合会生徒集会と作品展が行われました。生徒会連合会生徒集会は４年ぶりに開会行事がフルに行われ、充実した集会になりました。特に、意見交流では生徒さんたちの夜間学校で学ぶ熱い思いを共有することができて、元気をもらいました。また、作品展は、夜間学級の校舎に近畿の夜間中学校のすばらしい作品が展示され、来場者が熱心に鑑賞していました。作品からは各学校で取り組まれてた日頃の学習の成果が見て取れまして、味わい深い作品展となりました。参加してくださった方々、ありがとうございました。

　民族の誇りを先輩から後輩へとつないでいく、イオの会が4年ぶりに開催されました。朝鮮の文化や生活にかかわるクイズをグループに分かれて答えあったり、夜間学級の生徒さんから戦後の混乱期の民族にかかわる学校の体験を作文にして読んでもらい、グループで感想を話し合いながら、朝文研で学べることの意義を共有できました。小路小学校、東中川小学校、東生野中学校と一緒にイオの会に参加できて、世代を超えた楽しくつながることができた集会になりました。

　何人かの生徒さんたちが能登半島沖地震で災害にあった人たちへ支援をしたいとの声が上がり、生徒会で話し合いまして、支援募金活動をしました。1月３０日から２月６日まで募金活動を行いまして、多くの生徒さんや先生たちに、募金のご協力をいただきました。本当にありがとうございました。