卒業式 3/18いそじ小学校を旅立つ六年生の皆さん、卒業おめでとうございます。 あんなに小さくて可愛らしかった一年生が、年ごとに成長して、こんなに大きくなりました。あの子、そしてあの子が転校していきました。そして今日、ここにいないあの子も。あの子もどの子も、すべての六年生たちが、間もなく、桜の花が満開になる、来週、再来週にはもう中学生です。 君たちは、おぎゃーとこの世に生まれてから今まで、たくさんのものを譲り受けてきました。お腹がすいたといっては泣き、眠いといっては泣き、淋しいといっては泣き、何一つ自分ではできませんでした。ご家族の皆さんの愛情をたっぷりと受け、すくすく成長し、小学校生活六年間で、自分のことは自分でできるようになってきました。これからは、人のために何かできる、人の役に立てる人に、「してもらう人」から「してあげる人」になってほしいと願います。そして、いよいよ中学生。中学校で何をするのか、何のために中学校に行くのか、中学校生活最大のめあては「大人になる」ことです。三年後の姿を今から楽しみにしています。 人生何が起こるかわかりません。 元気ですか?がらがらボイスの時間です。 君たちとの出会いは、一方的な、YouTubeであり、テレビを通してでした。君たちとはじめて出会ったのは、三年生の五月十三日、分散登校の日でした。その初日、テレビカメラの前で「ユーチューブ見たで」と声をかけてくれたお友だちもこの中にいます。それ以来、様々な制約のなかで、マスク越しにコロナの非日常を過ごしてきました。 四年生になって、いきなり「来週からオンライン学習」。一人一台端末持ち帰り。今まで体験したことのない新たな生活。想定外のしんどい状況で、慌て騒ぐことなく、責任転嫁、他人のせいにすることなく、今できることをする、最善を尽くす。特に四年生の君たちが、ICT習得習熟集中ウィークとして、キーボード入力を一気にマスターしたことは感動的でした。まさに「臨機応変」、君たちも先生たちも本当によくがんばりました。 そして何よりも、平和。七十九年前の三月十三日、卒業式の前の夜に大阪大空襲。ここにあった音羽国民学校も磯路国民学校も焼けてなくなり、卒業式どころではなく、磯路の町が燃えてなくなりました。その大空襲を体験した辻和子さんからもお手紙をいただきましたね。皆さんが平和学習で学んだこと。平和への思いを胸に、今一度、自分たちで描いたキッズゲルニカを見てみましょう。 歴代六年生が描き続けてきたゲルニカ。今年のテーマは「世界中が平和になる日を願って」。真ん中の地球は様々な国や地域で成り立っています。そこへハトたちが平和のピースを運んでいます。その平和のピースを当てはめるのは、君たち自身なのです。 さて、お隣に目を移すと。コロナ禍ではお見えいただけなかった地域ご来賓の皆さんが、卒業生を見送りに来てくださっています。本日はご多用のなか、ご臨席賜りましてありがとうございます。高いところからではございますが、厚く御礼申しあげます。 君たちのふるさと、磯路の皆さんの思いを乗せて、平和への祈りをこめて、卒業生への餞にこの曲を贈ります。 (ハーモニカで「ふるさと」) 君たちの故郷には、うさぎもいません。青い山も清い川もありません。君たちの故郷は、海に近い港区。住宅に囲まれ、環状線と地下鉄の駅があり、三社神社と桜通りのあるこの港区・磯路です。君たちはこの先ずっと、磯路小学校の卒業生です。これからは、君たちが青年となり、この故郷を支えていくのです。やがて故郷を離れる人もいるでしょう。ずっと故郷に根を下ろす人もいるでしょう。皆さん一人ひとりが磯路で過ごした思い出と、仲間との絆を、一生大切にしてほしいと願います。 そして、五年生の皆さん、この卒業式は皆さんが最高学年になる儀式でもあります。今日はよくがんばりました。明日からは最高学年。先輩たちからバトンを受け取り、君たちの時代が始まるのです。楽しみにしています。 最後になりましたが、保護者の皆様、お子様のご卒業、心よりおめでとうございます。大きなランドセルを背負って、足をぶらぶらさせていた子どもたちが、あっという間に中学生です。また一歩、大人への階段を登っていきます。これから先も、末永く、いつも、いつでも、いつまでも、この子たちの成長をともに見守っていきます。本日は、本当に、おめでとうございます。 最後の最後に。あなたがそこにただいるだけで、周りの人を幸せにしていることを思い知ってください。世のお母さん、お父さん、おじいちゃん、おばあちゃんたちは、あなたがそこにただいるだけで幸せなのです。何よりも大切なことは、あなたが今、生きていることなのです。 人生まっすぐ、青春まっしぐら。とことんがんばれ。 それでも、ほんまにしんどい時は、帰っておいで。 いつも・そこが・じぶんの居場所・い・そ・じ。 ほな、ぼちぼちいこか。 卒業おめでとう! 令和六年三月十八日 大阪市立磯路小学校長 糸 井 利 則 6年生 アオギリ植樹祭(その1)広島修学旅行でいただいてきた 被爆アオギリ2世の苗を 卒業記念に大きな植木鉢に移す 植樹祭(その1) 植樹祭(その2)は同窓会で 素敵な約束 6年生 学年お楽しみ会 3/121組2組がそれぞれ 自分たちで考えた劇を見せ合って それを保護者の方にも見てもらう 卒業前の思い出イベント いよいよ中学生! 2年生 ミニ遠足一人一人が切符を買って 弁天町駅から朝潮橋駅まで一駅乗ると 八幡屋公園に到着 大阪市立中央体育館は今は Asue大阪アリーナ 体育館を盛土で覆って 小高い低山になっている 渦巻き上に皆でワイワイ登山 山頂?からは USJのジェットコースターも 天保山の観覧車も見えるので 子どもたちは大騒ぎ 下山後は 八幡屋公園貸し切りで 自由遊び 給食前に 歩いて学校まで帰り 2年生最後のミニ遠足が終わりました いよいよ3年生! 引率校長 2年生 電車体験 3/7親に連れて行ってもらうばかりで自ら切符を買ったことのない子 ICカードに慣れて切符を買ったことのない子 車ばかりであまり電車に乗ったことのない子 様々な家庭背景をもちながら 学校では皆で同じ経験をする 様々な体験の場を保障する と言えば大げさになるけど 地下鉄弁天町駅から朝潮橋駅まで 一駅 一人一人自分でキップを買って乗りました |
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