12月3日(火)、4日(水) 学力経年調査

プログラム

晴れ間が見えてきました。いよいよ運動会です。「プログラムを配布します。」
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読書タイム

低学年は図鑑などでもいいです。興味ある本を読みましょう。
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読書タイム

学習の基本は「読解力」です。まず読むことが大切です。
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読書タイム

時間になったら始めることができました。次は本選びです。
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大空の下で思いきっり遊ぶ

本日は昨夜からの雨で、運動会の練習も体育館で行っています。練習もラストスパートしたかったのですが水入りでした。だんだん気温も高くなってきましたが、この時期は屋外で過ごすには最適の時期です。

かつて古代ギリシアの医聖ヒポクラテスは「私たちの体の中には百人の名医がいる」「歩くことは人間にとって最良の薬である」と言いました。百人の名医とは自然治癒力のことで、それを担う物質は誰にでも備わっているのです。そして歩くことによって脳内の神経伝達物質「セロトニン」が分泌されることが近年の研究で実証されました。
セロトニンは幸せホルモンとも呼ばれます。朝の目覚めをすっきりさせる、不安や緊張、気分の落ち込みを軽減する、自律神経のバランスを整える、痛みをコントロールする、姿勢や顔つきをよくするといった働きがあります。
私たちが心身ともに気分よく、元気に過ごすための条件を整えてくれるのがセロトニンなのです。
セロトニンを充分に分泌させるためには、「太陽の光」と「リズム運動」の二つが必要です。ところが、スマートフォンやパソコンなどを中心としたデジタル社会に生きる私たちは、家にこもりがちで、ウオーキングなどのリズム運動をしたり太陽の光を浴びたりする機会が減っています。またストレスがセロトニンの分泌を抑制することが分かっていますが、私たちはストレスがたくさんある時代を生きているというハンディもあります。
このような社会環境の中で、私たちが元気に過ごすためには、セロトニン分泌を促す行動を意識して繰り返すことが大切なのです。
セロトニンを分泌するのは脳幹の縫線核にあるセロトニン神経です。セロトニンは私たちが起きている間に分泌され、脳の様々な機能に働きかけて心身のバランスをとっています。
セロトニンを増やすには、セロトニン神経を刺激して活性化させることが重要です。太陽光は目の網膜を通してセロトニン神経を刺激しています。歩行、呼吸などのリズム運動はセロトニン神経の両側にある各中枢から刺激を送ります。
つまり子どもたちには、大空の下で思いきっり遊ぶことが大切だったのです。緑地や広場また公園などに行くと、子どもたちは時間を忘れて動き回ります。身体の成長だけでなく脳の成長にも必要だったのです。学校では、子どもたちの体力低下を改善するだけでなく、この脳を活性化するために、研究教科を「体育科」にし、表現運動やリズム運動を行っています。ぜひご家庭でも、買い物や散歩、公園で時間を過ごすなど屋外での時間をとって頂けたらと思います。


天下茶屋小学校 校長 清原良一

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