修学旅行 その28 しゅく?読み方は?ここは、縮景園。 江戸時代初頭の1620年から、広島浅野藩初代藩主 浅野長晟(ながあきら)が別邸の庭園として築成しました。 園内にある大きな池には、コイやフナが泳いでいます。 でも、実はこの池、北側を流れる京橋川から水を引いているのですが、河口に近いため、淡水と海水が混ざった汽水(きすい)になっているのです。 そのため、海水に住むはずのボラやチヌも同居しているのです。 ……魚の世界にも多文化共生はあるのだなぁ。 !そういえば、ここは「しゅくけいえん」じゃなくて「しゅっけいえん」と読むらしい。 なんでも勉強、まさに「修学」旅行だなぁ……。 と思いながら、散策しているとか、していないとか。 修学旅行 その27 祈念?いえいえ「記念」
平和「記念」公園です。
旧太田川(本川)が本安川と分岐する三角州の最上流部に位置し、原爆戦没者の慰霊と世界恒久平和を「祈念」して、1950(昭和25)年から建設がすすめられ、1955(昭和30)年に開設されました。 原爆ドーム・平和のモニュメント・広島平和「記念」資料館が一直線上に配置されていることは有名です。 長崎は平和「祈念」像、沖縄は平和「祈念」資料館。 なぜ広島は平和「記念」公園なのでしょう。 それは、 記念:思い出となるように残しておくこと、何かを行って過去の出来事や人物などを思い起こし、気持ちを新たにすること 祈念:願いが叶うように祈り念じること と意味に違いがあるから。 そして、それぞれにどちらの思いがより強く込められているかによるから。 このような意味の違いを踏まえて、でも、共通するのは恒久平和を守ろうと努力することだと思うな。 ということを思いながら、散策してくれているはずです。 修学旅行 その26 一足お先に広島港からフェリーに乗り、宮島港まで渡ります。 その船乗り場前の広場が、本日の集合地点です。 フェリーの出発時間も計算に入れ、時間までに到着できるのでしょうか。 してくれないと困ります。 がんばれ豊中生! 修学旅行 その25 名城百選の一つ広島城は、1589年に毛利輝元によって築城が開始され、完成までに10年の歳月がかかりました。 原子爆弾によって破壊された天守閣は、1958(昭和33)年に再建されました(東京タワーが開業した時と同じ年!)。 毛利輝元は、三本の矢の逸話で有名な毛利元就のお孫さん。 豊臣秀吉に仕え、5大老の一人に数えられました。 その意味では、大阪市とはご縁のあるお城なのですね。 ……ということを思いながら、散策してくれているはずです。たぶん。 チェックポイントで先生のチェックを受けます。 修学旅行 その24 とりあえず進もう
まだ駅構内です。
この先どうなる? 豊中3年生は、当初の予定通りいろいろな施設を訪問することができるのか。 この先の展開をご期待ください。 |