「あー、楽しかった！」「皆んなが盛り上げてくれてうれしかったなぁ」・・・そんなことを話しながら、思い出しながら、満天の夜空のもと、ゆっくり歩いて宿舎まで帰りました。

スタンツが始まる前には、子どもたちにはいつも合言葉があります。

「こんばんは〜！どなたです〜？」
「◯◯です！」
「あ〜あ〜あ〜あ〜そうですか。出し物は〜なんですか〜」
「◯◯◯です」
「あ〜あ〜あ〜あ〜そうですか。さあどうぞ！」

この合言葉に乗って、子どもたちが登場。みんなにわかりやすいようにと、先に円になって動作付きで説明したり、それを真似して、始めはあまりわかってなくても、やってるうちに周りの皆んなも盛り上がりを見せたりと、どの出し物もよく練習した跡が見られ、工夫もいっぱいで感心しました。

また、先生たちからの出し物も、それはそれは楽しく面白く、炎が小さくなりかけても、影響はありませんでした。またその声かけに皆んなも一緒になって身体を動かし、大笑いをし合いながら、ハチ高原の夜の時間は過ぎていきました。最後には、心に響くすてきなお話があり、今宵のファイヤーは幕を閉じました。

キャンプファイヤーがスタートしました。係りの子たちの呼びかけで、火の神様とその弟子たちが登場。３つの約束を守ることを誓った育和小の子どもたちの声に、神様たちは薪に火を灯し、また山の奥へと帰っていったのでした。そして、子どもたちお待ちかねの楽しい時間へとつながっていきました。

キャンプファイヤー会場へ、１番先に集まっていたのは係の子どもたち。最終確認をした後は、皆んなのパワーをファイヤーの薪に集めていました。声もよく出ているし、気合い充分です。

ごちそうさま、の前にテーブルごとに同じ食器を積み重ねたり、返却の際には「ごちそうさまでした」の言葉があったり。感謝の気持ちを伝える形は、いろいろありますね。