宿舎に到着しました。たくさんの旅館の方々のお出迎えがあるなか、挨拶もしっかりできていました。入館式でのお話、またすぐに行った避難訓練では、先生の声がけの前に、子どもたちのなかで「時間守ろう」「ここは静かにしよう」など声をかけ合う様子があり、みんなですてきな修学旅行にしようとがんばっています。

スペイン村と別れを告げ、これから宿舎に向かいます。どのグループも、声をかけ合って、ほとんど時間通りに集合完了していました（さすが、がんばりましたね）。バスに乗りましたが、まだまだ元気な子どもたちです。

「おー、ピレネー、乗ったか？」「乗った乗った！何かいままでモヤモヤしてたんが、一気にスカーってしたわ」と、違う班の友だちと出会って駆け寄りながら話をしています。また、別の場所でもピレネーが話題に。「私のところさ、１回めはみんなで乗って、２回めは乗りたい子たちだけで乗ったんよ。私はね、１回だけで途中で急に曲がるからびっくりしたこともあったけど、乗れてよかった〜って、今は思ってる。いい思い出ができたよ。」と話してくれたり、あとはお母さんに買ったおみやげの話も聴かせたりしてくれました。何とも心優しい子どもたちです。

「残りあと30分やん」「どうする？どこ行く？」と、行けるとこまで行きまっせ〜というグループもあるなか、かなり計画的に巡っている子たちもいます。「よし、北側のほうはこれで楽しめたから、あとはお土産買ったら完了〜」と、ここまで、スペイン村を満喫できた様子も。何はともあれあと30分。最後まで楽しみましょう。

到着したときは陽射しもあって、夏日を思わせる暑さでしたが、この時間になって曇り空になり、とても過ごしやすく涼しくなってきました。そして今は、早めに帰る学校もあって、ほぼ貸し切り状態になってきています。