避難訓練
地震を想定した避難訓練を行いました。
「放送による指示」 「机の下に身を守る行動」 「運動場集合」 が基本です。整列まで3分16秒かかりました。 早かったですが、本番はもっと早く集まれるように訓練してくださいね。 保護者の皆様へ「帽子の着用をお願いします」「なぜ帽子をかぶるのか?」子どもたちを守るためですが、理由は3つあります。 一つめは、頭にけがをしたとき、少しでも頭部の負担をかるくするため 二つめは、自動車の運転手に小学生が通っているということを示すため。 三つめは、「天下茶屋小学校」の制服の一つであること。 特に三つ目は、何か災害や事件が起こり被害をうけたときでも、天下茶屋小学校の児童ということがわかればすぐに対応できます。 「朝登校するとき、帽子の着用をお願いします。」 「明日の防災訓練に向けて」
阪神・淡路大震災で家を被災し、避難場所の学校で寝泊まりしたボランティアの方が経験した2つの事件。
1つ目は食事の弁当を配っていた時の事。毎日おにぎりとたくあんのお弁当にある男性から「いつまでこんな同じ弁当を食べさせるんだ。いい加減にしろ!」と怒鳴られたそうです。またある年配の女性から「いつも本当にありがとうございます」と優しく声をかけられたそうです。 2つめはトイレについてです。数千人の避難してきた人々が数の少ないトイレを使うには限界があります。時間とともに悪臭を放ち、汚れ、トイレットペーパーも不足するようになったそうです。するとある男性が「市や学校の職員は何やってんだ!こんな汚いトイレなんか使えるか。早く掃除しろ」と怒鳴られたそうです。またある男女のグループが「すいません。トイレを掃除したいのでモップやバケツはありますか」と尋ねてきたそうです。 私は「幸せは自分の心が決める」と思っています。同じ光景や状況であっても自分の心次第で幸せにも不幸せにもなります。人は自分の思い通りにならないとすぐに人を責めたり、人のせいにします。しかし、自分の思い通りにならないことに向き合うことは、自分の成長になると思います。 あるテレビ番組で、ボランティアの人数が減っているとの情報が流れていました。震災などの被害があれば、ボランティアの力は計り知れないそうです。その番組では、国の支援が必要とのことでしたが、南海トラフなど今後予想される地震の時にはボランティアの人数はどうなっているのでしょうか?日本には「お互い様」というすばらしい言葉があります。1月15〜21日は「防災とボランティア週間」17日は「防災とボランティアの日」に指定されています。一度考えてみてはどうでしょうか。 最後に、最近では簡単に命をやりとりするようなニュースを聞きます。「死にたい」や「死ね」などという言葉を簡単に使っています。阪神大震災などの報道を見たり聞いたりすると、怒りすら覚えます。「死にたくない」と思いながら亡くなる人がどれだけいたか。我々にはその人たちのためにも命を大切にしなければならないと思います。 「なぜ勉強しなければいけないのか?」
毎日1時間目と5時間目に校内を巡回しています。1時間目は登校して授業に切り替えが要求される時間帯、5時間目は給食、休み時間の後に授業に切り替える時間帯です。1時間目はお家での生活を引きずっている児童が見られ、多くの子どもたちに声かけをします。5時間目は午前中の学級での生活を引きずっている児童が見られ、やはり声かけをする児童が多いです。子どもですから、当然気持ちの整理や切り替えがうまくできなくて当たり前ですし、成長するにしたがって身につけていくものです。子どもたちも分かっています。授業が始まったら授業に専念しなければならないことはよく分かっているのです。
もう一つ勉強する目的がはっきりしていないことも原因にあります。「なぜ、私たちは勉強しなければならないのか?」我々大人も「なぜ働くのか?」色々な理由があり、個人個人答えは違いますし、正解はありません。 1学期の終業式での校長講話です。 『ところで皆さんは、これまで考えたことはありますか。「なぜ、私たちは勉強しなければならないのでしょうか。勉強はそんなに必要なのでしょうか。」 「勉強=学びの目的・・・それは人がより良く生きるためである」知識を持ってない人よりも、多くの知識を持っている人のほうが、より豊かに楽しい毎日を送れることは確実です。それと同時に「学ぶことは他人の気持ちを理解することに繋がる」です。 現在の日本には、震災等で大きな被害を受け、まだ復興が十分に進んでいないために苦しんでいる人がいます。会社が倒産し生活が困窮している人、認知症で困っている人や家族がいます。そんな人の気持ちを理解するためには私たちは、自然災害や会社の経営、経済のしくみや医学などいろいろなことを学ばなければなりません。 人間は、自分のために生きることだけ考えたら、一人分のエネルギーしか湧いてきません。家族のために頑張ろうとしたときには、4〜5人分のエネルギーが湧いてきます。人間て不思議ですね。』 近い将来、子どもたちは必ず「なぜ勉強しなければならないのか?」という命題に直面し悩むことになります。その時にはぜひお力を貸していただければ幸いです。 家庭科 6年
修学旅行や遠足で使うサブバッグを作ります。
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