花火を終えて
宿にもどると
大部屋(男子部屋)に集まって
活動班で２日目のふり返り

昨日よりは時間を守れた
昨日よりは先生の話をすぐに聞けた
昨日よりは声をかけ合えた
昨日よりは自分で考えて行動できた
昨日よりは、、、

子どもたちは自分たちの成長に気づいていません

この２日間でぐ〜ん！と成長しました

生まれてはじめて親元を離れて
仲間と過ごす宿泊行事

寝食を共にする
同じ釜の飯を食う

これは
赤ちゃんが大人への階段を一歩踏み出す通過儀礼なのかもしれません

この成長を導き見守り
この瞬間に立ち合うことができる有り難い仕事をさせていただいていることにあらためて感謝します

感動校長

ナイトウォークの帰り道
昨日のキャンプファイヤー場に寄って
昨日の火床を囲んで

燃えろ! 燃えろ! 鮮やかに〜
と歌い続けてる間に
花火の種火(小さな缶のガソリンに点火)を用意して
順に手持ち花火を配って行きます

短い時間でしたが
全員で花火の思い出ができました

19時半にナイトウォークに出発しました
お宿エリアやキャンプ場を抜けて車道を奥へ奥へと歩きます

少し広い所に出て
集まります

空はまだ少し明るく
薄雲に覆われ
星どころではありません

お宿のご主人が

予定変更して別のことするよ
これから５分間
目をつむります
しゃべりません
音を立てません
そして
何が聞こえるか
耳を集中させてください

よーい！

はい目を開けて
何が聞こえた？

虫の声

なんの虫？

コオロギ

他には？

鳥の声

ちがうね
あれは鹿の声

え？！

他にも動物の声が聞こえたよ

くま？

くまではないけどくまがつく

？？

正解はアナグマ

そんなやり取りをしながら
ふと空を見上げると
薄雲が晴れ始めて

夏の大三角が現れた

ベガ
デネブ
アルタイル

そして
北斗七星がくっきり

さそり座も

天の川も少しずつ

子どもたちは大感動

人工衛星まで見えました

ヒメボタルは
見えなかったけど
大満足のナイトウォークでした

炭まみれの鍋と飯盒はや！！
なかなか合格がもらえません

何度も何度もやり直しさせられ
次のお客さんのために必死で
洗い磨く子どもたち

合格！

ガッツポーズに拍手