大人から学ぶこと!4年生のプログラミング学習の公開授業を受けて、放課後には大人の研修が行われました。 他校からの参加者を交えながら、和気藹々の中、本日の授業について考察しました。 子どものがんばり! 大人のがんばり! それぞれに学び多き時間でした。 プログラミングはあくまで手段です。 プログラミングを教えるのではなく、プログラミングで何を教える・何を育てるのか?そこをぶらさないことが大事です。そのひとつが「情報活用能力」です。 そして、子どもがどう考えて、どう行動するのかを考える大人にとっては、大人自身がどう「情報活用能力」を考え、どう行動するのかが問われています。 今回の学びや本校のICT活用については、来年1月31日(金)に大阪市総合教育センター6階シナジースクエアにて、研究発表をしますので、ぜひご参加ください。 GRIT!子どもたちは、ロボットを使ったプログラミング学習にチャレンジしています。 今日は大阪市総合教育センターから2名の先生に来校いただき、大人もともに学びました。 今日のめあては、 「目的地までロボットを到着させよう!」です。スタートから3つのゴールをめざして進みます。途中には障害物もある難易度の高いコースです。2人1組になって、選んだコース攻略に挑む子どもたち。 2人で協力しながら、ゴールをめざします。途中、うまくいかなくなっても、「わかった!じゃあこうしよう!」と修正を繰り返します。この修正力が大切です。「トライアンドエラー」をどれだけ繰り返すことができるのか。そして、うまくいかなくても、何度も繰り返す「あきらめない気持ち」を持ち続けることができるのか。 プログラミングを学ぶのではなく、プログラミングでGRIT(※ グリットとは、「やり抜く力」または「粘る力」だと定義されます。困難に遭ってもくじけない「闘志」「気概」「気骨」の意味を持つ用語で、社会的に成功している人が共通して持つ心理特性として注目が集まっています。)を学ぶのです。 途中、「気づきメモ」を使って、友だちの考えを知ったり、自分たちの考えのヒントを得たりしながら、協働的な学びにつながるのも今回の大きなねらいになっています。 子どもたちだけでなく、大人たちも成功した時には、大きな歓声が上がり、多目的室中に子どもも大人も楽しくなる学びの空間が広がりました。 「学びは楽しい!」 みんな素敵!子どもたちは裁縫セットを机の上に広げて、小物づくりにチャレンジしています。 キルトをつかって、自分がつくりたいキャラクターをイメージしています。タブレットから情報を集める子どもや、手際よく作りたいデザインを決めて、裁縫活動に入っている子どもなど、みんなの顔が楽しそうで、素敵でした。 人として!図形の面積を求める課題にチャレンジしている子どもたち。 机上にはあたりまえに一人一台端末(タブレットPC)が置かれています。子どもたちは教科書のQRコードをタブレットの写真機能で読み取り、画面上に操作のできる図形画面を映し出します。 図形を切ったり、貼ったりすることが自由自在にできます。昔なら考えられない簡単で効率的な操作活動です。 与えられた課題に向かって、1人ひとりがまずはチャレンジ!そして、困ったら、確かめたかったら、隣の人と相談します。先生は全体を見守りながら、大型ディスプレイに子どもたちの考えを映し出します。 時代はICTをどう活用するのかにウエイトが置かれています。ただ、大事にしなければいけないのは、人が人と学ぶことです。なぜ?どうして?どうしたら?こうしたら?やってみよう!やり直そう!と思えるのは人ですからね! なーんだ?みなさん!土曜参観や作品展そして、長フェスはどうでしたか? 地域のみなさんの笑顔がたくさんあふれた素敵な時間でしたね! また、チャレンジする力を高めて、自分で考えて行動しましょうね! では、問題です。 「だれのことも憎(に)くまなそうなたべものはなーんだ?」 わかったかな? 答えは校長室前でね! |
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