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栄養教諭新任研修1

1 日時 
・令和6年4月11日(木) 14時30分〜17時
2 場所  
・大阪市総合教育センター 903号室
3 ねらい  
・学校給食の概要を知るとともに、食に関する指導の進め方、栄養教諭の役割について理解を深め、責務を自覚し、基礎的知識を習得する。
4 内容
≪講義1≫「栄養教諭に期待すること」
    給食グループ 指導主事 西野 亜希
・栄養教諭の制度、職務等、栄養教諭が知っておくべき事項について、ご講義いただきました。また、学校における食育の推進と食に関する指導について、学習指導要領や食育基本法、学校給食法との関連を踏まえ、詳しく説明していただきました。

≪講義2≫「学校給食事務について」
<講師>大阪市立十三小学校 指導栄養教諭 堀 真喜子
・栄養教諭の業務について、給食業務の帳票類確認の留意点と、献立調査や給食人員管理の留意点について教えていただきました。また、実例を交えて、業務で必要な対応について協議をおこないました。
5 受講生の声
・学校に一人しかいない栄養の専門職として、自己研鑽に励み、学校全体の食育の推進に働きかける必要があると感じました。
・自分がわからないことや知りたいことは積極的に先輩教諭に質問し、わからないことをわからないままにほっておかないように、日々の業務に取り組んでいきたいです。
・初任の間にいろいろなことに挑戦をし、経験を積み、将来自分自身がいろいろな選択肢を持っている栄養教諭になりたいです。

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令和6年度 新任校園長研修

1 日時
・令和6年4月22日(月) 15時15分から17時

2 場所
・大阪市総合教育センター 研修室905・906、研修室901、6階シナジースクエア

3 ねらい
・管理職としての資質を高めるため、校園管理運営の基本的な諸課題や留意すべき事項について理解する。また、各校園の現状と課題を交流し、その対応や解決策を考え、方法を習得する。

4 内容
《講義》「学校が変わるとき」
〈講師〉教育監 福山 英利
まず、大阪市の教育のながれについて触れられ、条例を基に開かれた教育行政へと進んできた変遷についてお話されました。社会の在り方が変容していく中で、子どもたちに育むべき資質・能力も変容しつつあり、学校教育の在り方について再確認することの意義についてもご教示いただきました。子どもたちが自ら「仮説」を立て、他者と協働しながら「納得解」を導き出す、個別最適な学びと協働的な学びの重要性についても触れられ、そのような教育課程を編成する校園長のリーダシップとカリキュラムマネジメント、また大阪市教育振興基本計画の基本理念及び3つの最重要目標についてお話いただき、内容を再確認することができました。最後に、教育監が校長として大切にしてきたこととして、「子どもたちの姿を見ながら、自身の役割や目標を明確に持つこと」や「校長の考え(教育目標)を組織で共有すること」そして「組織の力を最大限発揮させること」が大切であるとお話いただきました。そして大切にしている言葉として「不易流行」をご紹介され、新任校園長先生方を激励されました。

《研究協議》「学校園運営について」
・幼・小・中の校園種ごとに15分程度の研究協議を行い、各学校園の現状や運営方法について情報を共有したり、各学校園の取組を互いに知ったりすることで、有意義な研修内容にすることができました。

・幼稚園長担当
《講義》「大阪市立幼稚園の現状と課題について」
〈講師〉指導部 初等・中学校教育担当 小林 静香 総括指導主事
協義では、現状の園運営の中で「教職員間とのコミュニケーション」を大切にしながら進められていることについて情報共有しました。園長に求められる資質や能力についてのお話では、大阪市教育振興基本計画に沿い、大阪市の幼稚園教育の現状と課題を明確にするとともに、教育公務員としての自覚や個人情報の管理についてなどコンプライアンスの観点も含め、園長として指導・助言し、決断していくことをお話しいただきました。また働きやすい職場環境づくりとともに、園児や保護者が楽しいと感じる園運営の具体として、HPなどの情報公開する際の心配りや工夫についてふれ、地域・保護者との連携を進め、より開かれた園づくりの充実を図っていくことの重要性についても助言されました。

・小学校長担当
《講義》「小学校における教育の現状と課題について」
〈講師〉指導部 初等・中学校教育担当 関之尾 文雄 次席指導主事
校長先生方の協議では、学習者用端末の活用推進(心の天気)・防災教育・人材育成(特に若手教員の支援の仕方)等について、自校の状況を分析した上で活発な意見交換があり、今後の方向性を共有されていました。講義では、校長は様々な判断が求められること、特に安全・安心な環境づくりのためには、いじめ等を未然に防ぐための柔軟な対応力が必要であること、児童の状況の変化に「アンテナを高く、広くもつこと」等、具体的な事例を挙げてお話いただきました。学校の規模は違えど、教職員はもとより、めざす教育に変わりはなく、教育委員会事務局を含めた関係諸機関や校長先生間の連携を大切にし、継続して取り組んでほしいとの激励もありました。

・中学校長担当
《講義》「大阪市立中学校の現状と課題について」
〈講師〉指導部 初等・中学校教育担当 甲斐 哲夫 次席指導主事
冒頭、それぞれの学校で見えてきた現状と課題について共有する時間を取られました。赴任して短い時間でのタイミングではありましたが、学力向上における学校の課題や不登校生徒へのアプローチの仕方、教員間の情報交換や合意形成を図るための具体的方策や仕組みについてなど、多岐にわたる視点から学校マネジメントに関する意見交流がなされました。甲斐次席指導主事からは、現在の不登校問題における弁護士先生からの支援のポイントについてや、学校園を支える委員会の施策について等の情報提供がありました。現状の課題を的確にとらえ、優先順位やビジョンをもって学校経営を見据えている校長先生たちの活発な意見交換が見られる充実した時間となりました。

5.受講生の声
・子どもたちの安心安全・健やかな成長のために、教職員の個性や力量を見極め、長所を伸ばし最大限の力を発揮させることができるように努めたいと感じました。
・子どもたちをよく見て、管理職として取り組むべき課題を見出す。それを組織で共有するとともに、保護者や地域社会に打ち出すことが大切。
・新任の園長同志で話ができたことで、安心することができました。同じような悩みを抱え、総括指導主事先生に具体的にアドバイスをいただけたことが、とてもよかったです。今後の活力となりました。
・学校を動かしていく「力」となる教職員の資質の向上を図っていく必要性を大いに感じた。特に若手教員の育成に力を入れていきたい。人事評価制度と年次研修とを活用して実践の中で人材育成を進めていく。
・ある程度、同じベクトルで教育活動を行えている組織に甘んじることなく、一人ひとりのウェルビーイングの充実を図る。人事的配置で変わりゆく組織をよりよく継なぎながら、学校経営をすすめていく。
・まずは自分が園や職員の雰囲気、特色を知っていくところから。職員それぞれが持ち味や良さを発揮できるよう、歩み寄りたい。
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令和6年度 新任教員研修(1年目)1【新任教員に求めるもの】

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1 日時
・令和6年4月2日(火曜日)
 9時30分〜11時30分【小学校班(第4教育ブロック)】
 10時〜12時【小学校(第1教育ブロック)・養護教諭班】
・令和6年4月3日(水曜日)
 9時30分〜11時30分【小学校班(第3教育ブロック)】
 10時〜12時【小学校(第2教育ブロック)・幼稚園A班】
・令和6年4月4日(木曜日)
 15時〜17時【中学校班(第1・4教育ブロック)・栄養教諭班】
・令和6年4月5日(金曜日)
 15時〜17時【中学校班(第2・3教育ブロック)・幼稚園B班】

2 場所
・大阪市総合教育センター 各研修室

3 ねらい
・新任教員研修の意義・目的、内容等を理解し、研修に対する意欲の向上をめざすとともに、教員としての責務を自覚し、充実した教育活動を実践するために必要な基礎的知識を習得する。

4 内容
◆全体会
≪教育長講話≫
大阪市教育委員会 多田 勝哉 教育長より、動画にて、大阪市の教員として「子どもたちに向き合い、寄り添うこと」「常に学び続けること」「豊かな人間性を高めること」の大切さについてお話がありました。

≪所長講義≫
大阪市総合教育センター 冨山 富士子 所長より、「新任教員に求めるもの」として「学び続ける姿勢」「プロであることの自覚」についてお話がありました。

◆分科会
≪先輩教員の実践報告≫
教員1年目において、どのように子どもたちと向き合ってきたか、どのように指導力を高めたかなど、令和6年度に2年目を迎える先輩教員からの実践報告がありました。校園種別・職種別の具体的な経験談には、研究協議「信頼される教員であり続けるために大切にしたいこと」を考えるたくさんのヒントがありました。

≪研究協議≫「信頼される教員であり続けるために大切にしたいこと」
教育長講話、所長講話、インクルーシブ教育推進担当による特別支援教育に関する動画、先輩教員の実践報告をふまえて、信頼される教員であり続けるために大切にしたいことについて、グループで協議をしました。

5 受講者の声
・協議を通して、大阪市で教員となったみなさんの熱意を感じました。前向きに頑張ろうとする方と出会えて、同じ新任教員として、モチベーションを高めることができました。
・2年目の先輩教員の実践報告を聞けたことが、とても良い経験になりました。子どもたちへの接し方や日々大切にされていることを聞くことができ、何でも率先して行動すること、先輩教員の授業や学級経営を見て学ぶこと、報告・連絡・相談することを大切にしていきたいと思いました。

大阪府立桜和高等学校への出前授業

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1 日時
・令和6年4月24日(水曜日)
 9時50分〜10時40分
・令和6年4月30日(火曜日)
 13時25分〜14時15分

2 場所
・大阪府立桜和高等学校

3 内容
・桜和高等学校の3年生が、小学校の外国語教育について知り、小学校での活動に生かせるようにするための出前授業を実施しました。生徒が小学校を訪問したときに、どのような活動をするのか楽しみです。

(1)《活動1:自己紹介》
・伝える相手が違うと、表情やジェスチャー、話す内容が変わる自分に気付きました。

(2)《小学校の外国語教育について》
・小学校の外国語教育の教育課程について知りました。

(3)《活動2:授業体験》
・外国語の歌を歌ったり、体を動かしたりするなど小学校の外国語(英語)の活動を体験しました。

(4)《授業改善について》
・小学校での活動をイメージしながら、どのような活動が小学生にとって興味・関心を持って取り組めるのかを考え協議しました。

オープニング記念セミナー「産官学連携による探究学習のススメ」報告

昨日(4月13日土曜)に開催された記念セミナーの様子をお伝えします。

先進事例校の発表
各校からの発表内容は以下の通りです。

昭和中学校
「企業だからできる引き出し方、先生でないとできない支え方」

依羅小学校
「企業との伴走の中での子どもたちの成長やリアルな答え合わせ」

北鶴橋小学校・鶴橋小学校
「2校協働実施から見えた学びの広がり方」

難波中学校
「思いを共にする企業の方々と伴走することで見えてきた学校のチーム力」



特別講演
休憩後には、ロート製薬さまから「伴走して見えた企業における教育的価値」、商工会議所さまからは、産官学連携についての総括的なお話があり、会場は大いに盛り上がりました。



参加者の皆様へ
お休みの日にも関わらず、多くの学校関係者や他府県の教育委員会の方々にご参加いただき、心より感謝申しあげます。今後もシナジースクエアでは、同様のイベントを予定しておりますので、引き続きのご注目とご参加をお願いいたします。

皆様の熱心な参加と貴重なご意見により、教育の未来に向けた新たな一歩を踏み出すことができました。次回もご期待ください。
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