3年生 修学旅行1日目
平和セレモニー 続き
5/17 3年生修学旅行 1日目(平和宣言全文)
1945年8月9日午前11時2分、長崎に原子爆弾が投下されました。
「強烈な赤紫の閃光」と「原子雲」が空を覆いつくし、長崎は真昼というのに急に夕暮れ時のように暗くなったそうです。その原子爆弾によってもたらされた被害は私達の想像を絶するものです。79年経った今でも、その後遺症に苦しめられている人が沢山いることを忘れてはなりません。 私達が生まれる前に起こった悲惨な事実、私達はこの過去から目を背けてはいけません。何万人もの目の前にある当たり前を、すぐそこにある幸せを奪っていきました。 私達は今、平和な生活を過ごすことができています。好きなことを自由にすることができる、嫌なことを嫌だということができる。当たり前のように思うかもしれませんが、これは決して当たり前のことではありません。僕たちは今、1日1日幸せな日々を過ごすことができています。この平和な日々を、この幸せな日々を当たり前だと感じるのではなく、平和に、幸せに過ごせていることに感謝をし、またいつまでもこの平和で幸せな日々が続いていけるように努力していく必要があります。 戦争を経験した人々が少なくなっていく中で、戦争の恐ろしさや恐怖、悲惨さなどを私達が学び続けることが大切だと思います。 平和とは自然に笑顔になれることです。平和とは、人も自分も幸せであることです。平和とは、夢や希望を持つことができる未来があるということです。 78期全員で折った千羽鶴のように1人ひとりができることは小さなことかもしれませんが、その思いを繋げていくことで大きなものに形を変えていくことができます。身近にある平和な日々、幸せな日々が続いていくように次のことを忘れないように生活していきます。 1つ、お互いの人権を尊重し、自分の命、周りの人の命も大切にします。 1つ、争わず、攻撃せず、周りの人と手を取り合って平和の輪を広げます。 1つ、どんなときでも感謝の心を忘れません。 美しく澄んだ青空がいつまでも変わらず僕たちの上にあるように、世界中の人々の近くにいつも平和がある、とても幸せな未来になるために努力することを大阪市立東陽中学校78期生一同はここに宣言します。 5/17_3年生修学旅行_1日目
爆心地公園にて、千羽鶴の奉納と平和宣言を行いました。
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