3学期を迎えて![]() ![]() さて、2025年(令和7年)の今年は巳年で、動物にあてはめると蛇になります。 「子、丑、寅……」でわかるように十二支は子(ねずみ)から始まりますが、どうしてネズミが最初なのでしょう? もともと十二支は動物とは無関係のもので、東西南北の方角に「子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥」と漢字をあてていましたが、十二支を覚えやすくするために、その字に動物をあてはめて親しまれるようになりました。その成立ちには様々な話がありますが、昔から語り継がれてきたこんなお話があります。 昔々、ある暮れのこと。神様が動物たちに御触れを出しました。 「元日の朝、私のところへ出掛けてきなさい。最初に到着したものから12番目のものま でを、 1 年交代でその年の大将にしてあげよう 。 」動物たちは、我こそが1番にな るぞとはりきって い ました。ところが、ネコは話を聞き漏らしてしまい、ネズミにたずねます。するとネズミはわざと 1 日遅れの日付を教えてやり、ネコはそれを真に受けて帰っていきました。元日となり、足の遅いウシが誰よりも早く夜明け前に出発しました。すると、牛小屋の天井でこれを見ていたネズミが、こっそりウシの背中に飛び乗りました。そんなこととは知らないウシが神様の家に行ってみると、まだ誰も来ておらず門も閉まったまま。我こそが1番だとウシは喜び、門が開くのを待っていました。やがて朝がきて門が開いたとたん、ウシの背中からネズミが飛び降り、ネズミが 1 番となってしまいました。残念ながらウシは 2 番となり、それからトラ、ウサギ、タツ、ヘビ、ウ マ、ヒツジ、サル、トリ、イヌ、イノシシの順で到着しました。 1 日遅れで出掛けたネコは番外となり、それ以来ネズミを恨んで追いまわすようになったそうです。 こうして、動物を当てはめた十二支が広く浸透していきました。 暖かい春の兆しが訪れるのも、そんなに遠い先のことではありません。今、この寒い時期いろいろな動物や植物はじっと耐えて「来るべき春」に備えて準備をしています。葉っぱを落とした木々も、土の中でじっと眠っている虫も、栄養分を蓄え、エネルギーを貯めているのです。自分の力を信じて努力を重ねることが、未来を切り拓く力に変わることを確信しています。何卒3学期もよろしくお願いいたします。 天下茶屋小学校 校長 清原良一 謹賀新年
あけましておめでとうございます。今年も何卒よろしくお願い申し上げます。
![]() ![]() よいお年をお迎えください。
来年、令和7年西暦2025年がすばらしい年でありますように!
![]() ![]() 学校閉庁日のお知らせ
12月27日〜1月6日につきましては、学校休業日および学校閉庁日になっております。
上記以外の日につきましては、8:30〜17:00につきましては、学校職員がおりますので、ご連絡などありましたら学校までお問い合わせください。 学校閉庁および休業日につきましては、【配布文書】の「学校閉庁日のお知らせ」に大阪市教育委員会の連絡先を掲載しております。 学校休業日および学校閉庁日について 「ありがとうございました」![]() ![]() この1年を振り返って、「よかったなあ」と思うことをあげてみると、そのときの感動がよみがえってくることと思います。「今年読んだあの本はよかったなあ」と思ったとき、出てくる主人公などを思い浮かべて感動しているのではないかと思います。 感動というものは、相手がいなければ生まれないもののようです。「感動はひととひととの間にできる」はドイツの有名な指揮者ウィルヘルム・フルトヴェングラーさんの言葉です。私たちは毎日ひとと関わって生きています。ひとと関わると、ときには意見が食い違ってけんかをし、いやな思いをすることもあります。 ところが、ひとりぼっちになったことを考えてみると・・・こんなつらいことはありません。ひとと関わると、そのあいだにはさまざまな気持ちが生まれます。その中の一つが感動することです。家族や友人、さまざまな気持ちを作り出してくれるあらゆる人がいないと、感動というものは生まれてはきません。人間関係を構築するなどというむずかしい言葉がありますが、毎日出会える人がいることで、やがて感動を生み出してくれる。これが人間関係の構築だと思います。年の瀬を迎え、ひと(人)とひと(人)とのあいだ(間)を大切にしなければならないなあと考えているところです。 さてこの時期、皆さんに注意して頂きたいのは、交通事故に遭わないことです。年末は車を運転している人も気持ちがあせって、いつもよりスピードを出して運転しがちです。毎年自転車の事故が多くなるのもこの時期です。交通事故に巻き込まれないように充分に気をつけて頂きたいと思います。本校の周りは狭い道路が多く、信号が少なく、車の通行量もそんなに多くはありませんが、それがかえって油断を生んでいます。学校でも指導しますが、ご家庭でもお話しいただければ有難いです。最後に、大きな事件もなく2学期を終了することができました。保護者・地域・関係諸機関の皆様方のご理解とご協力のおかげです。来年も何卒よろしくお願いします。皆様方よいお年をお迎えください。 天下茶屋小学校 校長 清原良一 |
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