忘れてはいけません!
今から24年前の平成13年、2001年6月8日、この時間に不審者の侵入を防ぐことができずに、8人の児童の尊いいのちが奪われ、13人の児童と、2人の教員が傷つけられるという大変悲しくつらい事件が
当時は、「学校は安全なところである」という根拠のない思い込みにより、不審者の侵入に対する想定ができていませんでした。学校として、迅速な対応や組織的な対応が取れなかったため、子供たちを守ることができず、子供達および保護者の方々をはじめ多くの方々に悲しく、つらい思いをさせてしまうことになりました。 事件当時の教職員は、二度とこのような悲しい事件が起こらないよう安全管理を徹底することと、いのちを大切にする教育を推進することを誓いました。そして、教育の力によって、子供達が将来、人を傷つける側の人間にならないように教育していくことを誓いました。 事件から24年が経ち、事件当時に本校に勤務していた教員は本校からいなくなりました。しかし、今本校で勤務している教員が、これらのことを大切にしていくことを誓い、日々の教育活動に励んでいます。 本校の事件以後、世の中の学校安全に対する意識が変わり、様々な取り組みが行われ、子供たちを守る取り組みは大きく前進してきています。しかし、残念ながら、子供が犠牲になる悲しい事件は、本校の事件が最後にはなりませんでした。学校や児童が被害に遭う事件、事故は、毎年発生し、学校や社会の無力さを感じることもあります。それでも、事件や事故が起こらないことをあきらめたら、学校は学校ではなくなってしまいます。社会は社会でなくなってしまいます。 事件から24年が経ち、事件当時の学校関係者も年齢を重ね、学校現場から退く世代になりつつあります。また、事件に関わられた多くの方々も同様に現役世代から少しずつ退く時期になりつつあります。 しかしながら、本校で起きた悲惨な事件を決して風化させることなく、しっかりと語り伝えていくためにも、この 6 月 8 日を学校安全について全国で考えていただく機会にしていただき、本校の事件を他人事ではなく、自分事してとらえ、各学校、各自治体、関係機関において、それぞれの学校安全の体制を振り返り、改善に努めていただきたいと考えています。 ![]() ![]() ![]() ![]() 町探検
無事帰って来ました。
![]() ![]() 町探検
改めて校区の様子を見ましょう。
![]() ![]() 町探検 2年生
校区を散策します。
![]() ![]() 公園清掃 4年生
本日の当番は、4年生です。きれいにしてくれました。
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