【中学生体験学習事業10】南三陸311メモリアル
南三陸は1960年のチリ地震の際、津波によって町の中心部が浸水しました。その教訓を踏まえ、5.5mの防波堤や、3階建ての防災庁舎を建てるなど対策を重ねて来ましたが、東日本大震災では想定をはるかに超える最大23.9mの津波に襲われました。 心地よい海風が通り抜ける小高い丘に登りましたが、この丘の高さまで津波が押し寄せました。防災庁舎はその目線より下にあります。 「身近な避難場所は本当に安全ですか?」 「万が一避難場所が使えなくなったら、あなたが次に向かう安全な場所はどこですか?」 ガイドの方の問いかけに考えを深めています。 【中学生体験学習事業9】2日目の振り返り
実際に自分の耳で聞いた津波警報のサイレンは、今後も忘れることはないでしょう。この稀有な経験を日々の防災の取り組みに繋げてほしいです。 明日はいよいよ最終日。ひとつでも多く、学習したことを大阪に持ち帰ります。 【中学生体験学習事業8】中尊寺
代わりに、岩手県の内陸部にある平泉町を訪問し、世界遺産である中尊寺を見学しました。平泉町は平安時代に奥州藤原氏によって繁栄した町で、金箔が一面に貼られた金色堂は、中学校の教科書にも載っている有名な文化財です。 世界遺産のある場所は、固い地盤の上にあることが多いそうで、安心して見学をすることができました。 【中学生体験学習事業5】1日目の振り返り
本日は松島海岸を望む旅館に宿泊します。 夕食後に1日の振り返りを行いました。添乗員の尾崎さんからは、ご自身が経験された阪神・淡路大震災についてお話がありました。 【中学生体験学習事業3】中浜小学校
歩いて20分ほどかかる内陸の高台に逃げるのは不可能だと考えた井上さんは、児童を屋上に避難させました。当時マイナス2度の気温の中、人々は励まし合いながら一夜を乗り越えたといいます。 屋上に上がると、広い土地の先に海が見えました。本当はここに街があったのですが、津波がすべてを洗ってしまいました。 |
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