今日の授業の様子です。
1年生の社会科の授業では、担当の先生のほか、もう一人の社会科の先生も入り込みで授業を担当していました。取材のときはちょうど「○○年は何世紀?」の話の時でした。
考え方のヒントとして、先生からは「百円玉でその値段(年数)を払おうとしたら、何枚いるか考えてごらん」というアドバイスがありました。なるほど701円(年)なら百円玉は8枚必要となり、つまり701年は8世紀、となります。これで子どもたちはおぉーっ、と感嘆の声が上がっていました。
また英語科の授業では、今日習った単語を使ってその意味を早押しクイズ形式で答えます。それに以前記事にも上げた、「答えた人が選んだ、たての列かよこの列の人が座れる、座っている人はたつ」というルールで教室は楽しい雰囲気で単語テストが進みました。
美術の授業では、一つの教室に3人もの先生がいました。クラス担任の先生のほか、インターンで来ている学生さんも産かです。オノマトペをイラストに合わせて描く授業も下書きを終え、今日は多くの生徒が色塗りを始めていました。思わずクスッと笑える作品も見つかりました。皆さんも文化発表会を楽しみにしていてください。
体育の授業では、リレーのバトン渡しの練習を実習生の先生が行っています。生徒たちは、指示や号令を聞き、迷いなく動いていきます。指導担当の先生もいるのですが、ほとんど補助の声をかける必要もなく、授業が進んでいきます。教育実習も二週目に入り、実習生も子どもたちも信頼関係を築くことができているようです。実習生の先生方、この後も東中の子どもたちと共に経験を重ね、素敵な先生になってください!
2年生の技術の授業では、子どもたちがプログラミングに挑戦しています。今日はJavaScriptを利用して、画面の背景の色を好きな色に代え、そこに文字を入れるプログラムを入力します。お手本通りに入力したものの、うまく動かないために、困っている生徒もいました。すかさず先生が「うまくできた『師匠』が何人かいるから聞いてごらん」と子どもたちで教えあうよう声掛けします。
自分で取り組む生徒、「師匠」を見つけて教えてもらう生徒、様々ですが、みな一生懸命取り組んでいました。
家庭科の授業では、食品成分表を用いて、一つの料理を作るときに、その成分の割合から、どのくらいの材料が一人分に必要か計算し、そこから栄養素別に特徴を考えていました。割合の計算では少しミスした生徒もありましたが、周りの生徒の力で切り抜けます。それぞれの教科で学ぶ内容も、それ以外の教科で学習する内容が理解できているとより深く、正しく学ぶことができます。得意不得意はあるでしょうけれど、どの教科も力を付けていきましょうね。
最後は3年生の社会の授業を二つ紹介します。隣同士の教室で行われていましたが、一つはグラフを用いて、国連の常任理事国について学ぶ時間でした。もう一つは、テスト返しの中で、時差の問題について復習する時間をとっていました。どちらの授業も学んだことや目の前の情報をもとにして、問いについて考え、発表する形をとっています。考える力と発表する力とは、今後、あらゆる場面で求められる力です。毎日の授業の中で磨いて研ぎ澄ませていきましょう!
がんばろう、東中生!