令和6年度 新任校園長研修

1 日時
・令和6年4月22日(月) 15時15分から17時

2 場所
・大阪市総合教育センター 研修室905・906、研修室901、6階シナジースクエア

3 ねらい
・管理職としての資質を高めるため、校園管理運営の基本的な諸課題や留意すべき事項について理解する。また、各校園の現状と課題を交流し、その対応や解決策を考え、方法を習得する。

4 内容
《講義》「学校が変わるとき」
〈講師〉教育監 福山 英利
まず、大阪市の教育のながれについて触れられ、条例を基に開かれた教育行政へと進んできた変遷についてお話されました。社会の在り方が変容していく中で、子どもたちに育むべき資質・能力も変容しつつあり、学校教育の在り方について再確認することの意義についてもご教示いただきました。子どもたちが自ら「仮説」を立て、他者と協働しながら「納得解」を導き出す、個別最適な学びと協働的な学びの重要性についても触れられ、そのような教育課程を編成する校園長のリーダシップとカリキュラムマネジメント、また大阪市教育振興基本計画の基本理念及び3つの最重要目標についてお話いただき、内容を再確認することができました。最後に、教育監が校長として大切にしてきたこととして、「子どもたちの姿を見ながら、自身の役割や目標を明確に持つこと」や「校長の考え(教育目標)を組織で共有すること」そして「組織の力を最大限発揮させること」が大切であるとお話いただきました。そして大切にしている言葉として「不易流行」をご紹介され、新任校園長先生方を激励されました。

《研究協議》「学校園運営について」
・幼・小・中の校園種ごとに15分程度の研究協議を行い、各学校園の現状や運営方法について情報を共有したり、各学校園の取組を互いに知ったりすることで、有意義な研修内容にすることができました。

・幼稚園長担当
《講義》「大阪市立幼稚園の現状と課題について」
〈講師〉指導部 初等・中学校教育担当 小林 静香 総括指導主事
協義では、現状の園運営の中で「教職員間とのコミュニケーション」を大切にしながら進められていることについて情報共有しました。園長に求められる資質や能力についてのお話では、大阪市教育振興基本計画に沿い、大阪市の幼稚園教育の現状と課題を明確にするとともに、教育公務員としての自覚や個人情報の管理についてなどコンプライアンスの観点も含め、園長として指導・助言し、決断していくことをお話しいただきました。また働きやすい職場環境づくりとともに、園児や保護者が楽しいと感じる園運営の具体として、HPなどの情報公開する際の心配りや工夫についてふれ、地域・保護者との連携を進め、より開かれた園づくりの充実を図っていくことの重要性についても助言されました。

・小学校長担当
《講義》「小学校における教育の現状と課題について」
〈講師〉指導部 初等・中学校教育担当 関之尾 文雄 次席指導主事
校長先生方の協議では、学習者用端末の活用推進(心の天気)・防災教育・人材育成(特に若手教員の支援の仕方)等について、自校の状況を分析した上で活発な意見交換があり、今後の方向性を共有されていました。講義では、校長は様々な判断が求められること、特に安全・安心な環境づくりのためには、いじめ等を未然に防ぐための柔軟な対応力が必要であること、児童の状況の変化に「アンテナを高く、広くもつこと」等、具体的な事例を挙げてお話いただきました。学校の規模は違えど、教職員はもとより、めざす教育に変わりはなく、教育委員会事務局を含めた関係諸機関や校長先生間の連携を大切にし、継続して取り組んでほしいとの激励もありました。

・中学校長担当
《講義》「大阪市立中学校の現状と課題について」
〈講師〉指導部 初等・中学校教育担当 甲斐 哲夫 次席指導主事
冒頭、それぞれの学校で見えてきた現状と課題について共有する時間を取られました。赴任して短い時間でのタイミングではありましたが、学力向上における学校の課題や不登校生徒へのアプローチの仕方、教員間の情報交換や合意形成を図るための具体的方策や仕組みについてなど、多岐にわたる視点から学校マネジメントに関する意見交流がなされました。甲斐次席指導主事からは、現在の不登校問題における弁護士先生からの支援のポイントについてや、学校園を支える委員会の施策について等の情報提供がありました。現状の課題を的確にとらえ、優先順位やビジョンをもって学校経営を見据えている校長先生たちの活発な意見交換が見られる充実した時間となりました。

5.受講生の声
・子どもたちの安心安全・健やかな成長のために、教職員の個性や力量を見極め、長所を伸ばし最大限の力を発揮させることができるように努めたいと感じました。
・子どもたちをよく見て、管理職として取り組むべき課題を見出す。それを組織で共有するとともに、保護者や地域社会に打ち出すことが大切。
・新任の園長同志で話ができたことで、安心することができました。同じような悩みを抱え、総括指導主事先生に具体的にアドバイスをいただけたことが、とてもよかったです。今後の活力となりました。
・学校を動かしていく「力」となる教職員の資質の向上を図っていく必要性を大いに感じた。特に若手教員の育成に力を入れていきたい。人事評価制度と年次研修とを活用して実践の中で人材育成を進めていく。
・ある程度、同じベクトルで教育活動を行えている組織に甘んじることなく、一人ひとりのウェルビーイングの充実を図る。人事的配置で変わりゆく組織をよりよく継なぎながら、学校経営をすすめていく。
・まずは自分が園や職員の雰囲気、特色を知っていくところから。職員それぞれが持ち味や良さを発揮できるよう、歩み寄りたい。
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