家庭部


1、 研究主題
 「豊かな心と実践力を育み、未来を拓く家庭科教育 〜持続可能な社会に向けて〜」

2、 研究の概要と内容
<視点1>他教科との関連・教科横断的な学習活動(カリキュラム・マネジメント)の工夫
(1)身近な生活の中から問題を見つけ課題を設定し、解決方法を考え実践を行い、持続可能な社会の実現へと広がる学習計画
(2)個別の事実的な知識・技能ではなく、知識・技能を相互(同一教科・他教科)に関連付けて、様々な視点から課題解決に向かい、より深く理解できる授業デザイン
・考え、話し合い、表現するためのベースとしての「知識及び技能」の定着
・様々な視点から物事を見る目を養い学びを深める学習計画の工夫
※家庭科で学んだことを、他教科・領域等で生かし、他教科・領域で学んだことを家庭科で生かす相互作用によって学びを深める。
(3)ゲストティーチャーや出前授業、地域とのつながりで、社会に開かれた学びの実現についての研究を推進

<視点2>児童が、家庭科の「見方・考え方」を働かせ、主体的・対話的で深い学びの実現を目指した学習指導の工夫
(1)児童が家庭科の見方・考え方を働かせるような教師の働きかけを効果的に行う学習指導の工夫
・家庭科の見方・考え方(「協力・協働」「健康・快適・安全」「生活文化の伝承・創造」「持続可能な社会の構築」)
・教師の働きかけ(発問・問い返し・助言・板書・資料の提示・既習事項の想起)
(2)思考力・判断力・表現力を伸ばすためのパフォーマンス課題
(3)ICTを効果的に活用する場面の工夫
・学習場面やタイミングの工夫
・ポートフォリオ(学習過程の記録・学習の成果を収集)
・表現(学習のアウトプット)
・学習で身につけた知識を効果的に活用する場面の工夫
(4)実践的・体験的な活動を通して児童の実感が伴う指導計画
・体験活動の工夫(栽培と調理、地産地消、始末の精神でエコクッキング)
・実感が伴う工夫(実物の提示や量・数値化した視覚化や五感を働かせる工夫)
(5)指導のねらいや児童の実態に応じた題材や素材や児童が様々な視点から考えることができる資料や提示物の工夫
(6)児童の共通の生活の場である学校を題材にした指導計画の工夫
(7)リーディングスキルの視点を取り入れた指導法の工夫

<視点3>指導と評価の一体化で、児童の実践力を育む評価の工夫
(1)児童1人1人の学習進捗状況の効率的な確認
・ICTの効果的な活用
・紙ベースとICTの利点を生かしたハイブリット化
・児童同士の相互評価の工夫
(2)児童の学習状況の結果(学習評価)から授業改善を進める。

表示項目はありません。

資料

配布文書はありません。