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4年 道徳 「いじりといじめ」 研究授業について

 10月に,4年「いじりといじめ」の授業研究会を行いました。

 「いじりといじめ」の教材では,「いじり」に対して何とも思っていなかった主人公が,友達の問い掛けなどにより「いじりといじめの違い」について考え始めます。教材には,軽いノリでのからかいを愛想笑いで受け流している人物や,いじることを許されたと認識している人物など,様々な言動が描かれています。そして,「これじゃあ,いじめじゃない」という一言などから,今までの安易な言動が相手を窮地に追い込んでいたことに気付かされていくことから,分け隔てをせず公平な態度で接することの大切さを考えることができる教材です。
 
 実際の授業では,導入で「いじり」の場面を提示することで,人の不得手を笑うことがおもしろいと感じたり,不愉快と感じたりすることを実感させることで,問題に対する関心を高めることができました。また,導入と終末での自分の気持ちの変容を可視化するために,ポジショニング機能を使いました。中心発問では,「いじり」は相手に対する親しみの表れと捉えられがちで見過ごされることも多いことから,補助発問も効果的に活用しながら,当人同士は楽しいやり取りとしていても,集団の中でのいじり合いは,周囲の目に不快だと感じさせることもあることが考えました。そして,「いじり」は,相手をおとしめ,いじめに発展する可能性が高く,断じて許されないものであることに気付かせることができました。


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