6月7日(金)に体育大会を開催しました。保護者・地域の皆さま、ご理解ご協力ありがとうございました。

1学期終業式 「お辞儀」

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≪校長先生の話≫
 1学期を振り返ってみたいと思います。
 1年生、入学式覚えていますか?友達できましたか?今見てもらっているのは一泊移住も終わって、学年でレクレーションをしている映像です。フラフープを使ってNASAの宇宙飛行士も同じようなことをしています。チームワークを学ぶ大変よい活動ですね。朗読ヒーリングでは「そっと一度だけ」という年老いた介護犬と目が不自由になった飼い主とのお別れを描いた作品でした。最後に学年を代表して言ってくれた感想に校長先生は心を打たれました。自分の言葉で自分の気持ちを表現できる力はとても素晴らしいです。
 2年生は、ヒロシマについて原爆資料館の方に来てもらって学びましたね。「はだしのゲンの弟を犠牲にしなければならないところがとても悔しかったし、実際、自分だったら家族を見捨てることができるのかなと思いました。そして目の前に広がるけがの人や「助けて」と泣き叫ぶ声、荒れ果てた町、大粒の黒い雨、川に浮かぶ遺体だらけの川、想像するだけでとても怖いなと感じました。まさに地獄絵図だと思いました」という感想がありました。これはオバマ大統領と抱き合う被ばくされた森さんの写真です。心が震えましたね。これから私たちにできることは何ですか?感想に「原爆で亡くなった人のことを考えるとすごくせつなかったです。私は嫌なことがあるとすぐ「死にたい」と思ってしまいます。でも、絶対に死にたいと思わんようにしよ!今生きていることに感謝しよ!と思いました」とありました。今生きていることに感謝できる毎日を送りましょう。
 さて3年生。保育所との交流の写真を見ているだけで温かい気持ちになりますね。女の子の遊びに優しくつきあってすごいと友達から言われてましたよ。ちっちゃな子と目線を合わせたり、何度も声かけしたり、暴言とかで傷つけないように気をつかったんですね。大切にしたいという気持ちを大事にしましょうね。
 夏休みにお願いしたいことがあります。それは、「お辞儀」です。秋田県では小学生や中学生、大人も横断歩道を渡るときにお辞儀をして渡ります。だから交通事故の数もすごく少ないそうです。夏休みには部活動で交通機関を使って移動することもあるかと思いますが、ルールやマナーを大切にしてほしいと思います。
 なぜか。次のような良いことがあるからです。
1 交通事故が減る
2 人に感謝する気持ちが育つ
3 人に大切にしてもらえる。
 登校風景を見ると車が来ても自転車が通っても道一杯に広がって歩いていることがあります。道を譲っておじぎができるようになるといいですね。

7月5日 全校集会 「勉強と部活動の両立」

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《校長先生のお話し》
バングラディシュで、色んな国の役に立とうと頑張っていた日本人の命が奪われました。とても残念です。18歳になれば選挙権を持つようになります。今日の1時間目に3年生は「税」について学習します。平和な社会を作る大人になるために中学校で勉強をしてください。
さて、7月7日は七夕です。願い事をお願いして叶えてもらう日と思っている人も多いと思いますが、みんなはどんなことをお願いしますか?七夕様のお話は中国で生まれた伝説であると言われていますが、はたを織る事を忘れた織姫と牛の世話を怠った彦星を戒めるために年に1回しか会えなくしたお話です。
みんながしたい事をしたり願い事を叶えるには努力することが欠かせません。3年生はこの夏、大好きなクラブも引退することになります。後輩は先輩と一緒に練習できるのも最後になります。一生懸命頑張りましょう。勉強もしっかりすることをおろそかにすると願いは叶えません。両立できるように今から努力できるようになってください。

6月20日 全校集会 「沖縄戦」

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≪校長先生のお話≫
 木曜日にはチャレンジテスト、来週からは期末テストが始まります。今日は、早朝からたくさんの3年生が静かに勉強していました。
 71年前の6月23日は日本で唯一地上戦となった沖縄の組織的な戦闘が終わった日です。戦後に6月23日は「慰霊の日」となりました。朝日新聞が作成した「知る沖縄戦」に本校の3年生のおばさんが「ひめゆり平和祈念資料館」の説明員として活動している記事がありましたので、少し紹介します。
 「三重県出身で、大学院で沖縄に。2007年からひめゆり平和祈念資料館で働いています。沖縄で戦争を伝える仕事をするきっかけは小学校4年の夏休みまでさかのぼります。その年の8月15日、生きた人が火炎放射器で焼かれ背中に火がついたまま草むらからとびだしてくるテレビ映像を見ました。ショックでした。戦争についてもっと知りたいと思い、大学で出会ったのが沖縄戦でした。・・・最後には、遺体を見ても何も思わなくなった、というのです」
 沖縄ではいまだに命を奪われる事件が後を絶ちません。昨日も海兵隊の撤退を求めた抗議行動がありました。海兵隊の訓練の様子を見ると、人間が人間としての心を保つのがとても難しくなるようなとても厳しいものでした。
 何のために生きるのか、しっかり勉強して考えてほしいと思います。単に点数を取るとか、高校受験に合格するために勉強するのではありません。この記事の方は小学校4年生で沖縄戦のことをもっと知りたいと思いだして、今に至っています。勉強は人間がこれまで積み上げてきた歴史や文化、知恵を伝承していく貴重な営みです。日々の授業を通してしっかり学んでもらいたいと思います。

6月14日 全校集会 「運動会テーマに感謝」

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《校長先生のお話》
先週の金曜日は素晴らしい運動会になりましたね。みんなが一生懸命走ったり、力を合わせたり、応援したり、見ている人も涙する感動的な運動会になりました。
終わってから先生方で振り返ってみて、この運動会を作ってくれたものは、あれに違いないと気づきました。それは、「やる気、負けん気、超本気」のテーマです。そして、そのテーマを作ってくれた69期生に表彰状を授与することにしました。朝礼台の上に登って来てください。(表彰状授与)
インタビューします。
『このテーマを考え出した理由はなんですか?』
「みんなが協力したら、きっとすごい力を出すことができると思ったからです」
『このテーマを掲げ、最後に全員で大きな声でテーマを叫んだ時の気分は?』
「とっても嬉しかったです」
『インゲンとみんなに呼ばれているようですが、どうしてインゲンなんですか?』
「小学校の時にそう呼ばれてたからです。みんなにインゲンと呼ばれてもいいです」
ありがとうございました。インゲン君に大きな拍手をお願いします。
隠元和尚という著名なお坊さんがいたことを紹介しましょう。京都の黄檗山に萬福寺を立てて禅宗を広めた方です。中国から来てもらった時に、豆や竹や煎茶を伝えたと言われています。是非日本にいてほしいと家綱将軍に言われて、たくさんの人たちに慕われ、日本で最後をむかえられた方です。「インゲン君」とみんなから呼ばれて、人に慕われ、必要とされるインゲン君にこれからもなってくださいね。
みなさん、インゲン君が考えてくれた「やる気、負けん気、超本気」を静かに心に抱いて、これからは勉強、クラブに取り組んでいきましょう。

全校集会 「みんなは宝物」

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≪校長先生のお話≫
 いよいよ今週末は運動会です。今日は朝7時30分から、3年生の全クラスが「ムカデ競争」の練習をしていましたね。昨年よりもさらに素晴らしい運動会になる予感がします。
 今朝は3つうれしいことがありました。
 1つ目は、西門の隙間から何人もの小学生が中学校のグランドをのぞいていたことです。「楽しそうな声が聞こえるなあ」「何をしているんだろう」。一生懸命楽しそうにがんばっている姿は人を引き付ける力があります。中学生のお兄さんやお姉さんが憧れになっているようです。
 2つ目は、西門の裏の保育園の方が「盛り上がっている運動会を見にいきたいですねえ。卒園生もたくさんいてるしね」と声をかけてくれたことです。そして、「一番早くから練習したクラスがだいたい勝ちますね。誰がどの場所に入ればいいかとか作戦をいろいろ出し合うことができますからね」とおっしゃってくださいました。練習すれば必ず課題が見えてきて、その課題を解決する努力が生まれるからよりよいものがつくりあげられていくということですね。
 3つ目は、3年生の男子の保護者の方が声をかけてくれて、「校長先生、修学旅行ありがとうございました。ホームページを見て、涙がでそうでした」とおっしゃってくれたことです。自分の子どもだけでなく、みんなが一緒に笑顔になっている写真を見て感動してくれたのかなって思います。
 北海道で行方不明の子どもが見つかって、「本当に見つかってよかったなあ」「暗い中でさぞ怖かっただろうなあ」「お父さんの気持ちを考えるとさぞ苦しかっただろうなあ」「生きていてくれて本当に良かった」と日本中のみんなが胸をなでおろしました。子どもはみんなの「宝物」だからです。みんなは宝物です。今週金曜日、今みんなが立っているグランドで運動会をします。一生懸命走って、一生懸命力を出し合って、そして一生懸命応援し合える運動会にしましょう。「宝物」である君たちが輝きましょう。
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