図書室だより 〜本の紹介〜 (9/4)アフリカの野生動物たちのすがたを描いた絵本です。 『いなびかり』では、雨が降らずカラカラにかわいた草原をいどうする数万びきのヌーのむれと、それをねらうハイエナたちや一頭のライオンがでてきます。また、草原のいなびかりが大迫力で描かれています。 つづく『あたらしいいのち』では、やっと雨がふった草原に花が咲き、虫が集まり、鳥がやってきます。草原が見わたすかぎり緑になってヌーのむれが草を食べている絵は、見ているだけで幸せな気持ちになります。しかし、いいことばかりではありません。ヌーのむれに一頭のチーターが近づいてきます。チーターはにげおくれたヌーののどもとにかみつきます。このヌーはどうなってしまうのでしょうか。 吉田遠志さんがえがく野生動物は、リアルでスピード感があり、まるでドキュメンタリー番組を見ているようです。ぜひ、手にとって読んでみてください。 |