図書室だより 〜本の紹介〜 (9/30)りょうたとりさは、こどもの本がたくさんある「ほんのもり」で、黒ずくめのおじさんに出会います。 「おじさんはだれ?」 「ぼくはけんちくか」 黒ずくめのおじさんは、「ほんのもり」をデザインした人だったのです。おじさんは言います。 「べんりじゃないもの。いっけんむだにおもえるもの。すぐにはこたえがわからないもの。そういうものがじつはいちばんおもしろい。」 「ほんのもり」には高い本だなや、細いろうかの先のがらんどうの部屋や、こどもにしか入れないすきまスペースなどがあります。 「じぶんのはっそうしだいでどんなふうにでもすごせる。きみはなにをする?」 こんな楽しい建物で子どもたちはどんな風に過ごすのでしょう?いつもは読まない本を手に取るかもしれないし、大きな階段に寝そべって昼寝をしてしまうかもしれません。 大阪出身の建築家、安藤忠雄さんが設計した「こどもの本 中之島は今年7月5日にオープンしました。入館は当面の間事前予約が必要です。くわしくは、ホームページをご覧ください。 |