12月10日(木)・れんこんのおかか炒め ・すまし汁 ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 740kcal、たんぱく質 32.7g、脂質 16.3g ☆れんこん(蓮根)☆ れんこんは、蓮(はす)の地下茎(ちかけい/土の中に伸びる茎)が太くなったものですが、蓮の根と表現され「蓮根(れんこん)」と呼ばれています。中国が原産とされ、日本へは奈良時代に中国から薄桃色の美しい花を咲かせる観賞用のものが伝わりました。その後、鎌倉時代になってから、食用のものが伝わり、各地に広がりました。食用となるのは、地下茎だけでなく、花が咲いた後にできる種も「蓮の実」として食べることができます。レンコンの穴は一般的に真ん中に1個とそのまわりに通常9個の穴が開いています。これは、空気を通す穴で、葉や茎とつながっており、土の中の根に外の空気を送るという大切な役割をしています。また、この穴は「先を見通す」ということから、縁起の良いものとして扱われ、正月や節句などのお祝いの料理によく使われます。秋から冬にかけてが旬の野菜で、ビタミンCを多く含みます。れんこんに含まれるビタミンCは、さつまいもなどと同じようにでん粉にまもられているため、加熱しても壊れにくいのが特徴です。 今日の給食では、かつお節と合わせて「おかか炒め」にしています。 |