本日の献立/3月10日(金)・里いもと野菜の含め煮 ・高野豆腐の煮もの ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 733kcal、たんぱく質 34.7g、脂質 17.2g ☆高野豆腐(こうやどうふ)☆ 「高野豆腐」は、古くから使われてきた大豆製品のひとつで、豆腐を凍らせて、これを溶かし、乾燥させたものです。その製法から「凍り豆腐(こおりどうふ)」「凍み豆腐(しみどうふ)」などとも呼ばれています。発祥は、名前の通り和歌山県の高野山で、鎌倉時代に考案されたと考えられており、誕生にはいろいろな説があるようです。代表的な説として一つは、高野山のあるお寺の小僧さんが、冬の寒い夜に豆腐を外に置き忘れ、次の朝カチカチに凍っており、これを煮て食べるとたいへんおいしかったため、その後もつくられるようになったというお話。また、当時の僧侶が考案し、弟子たちに製法を伝えたというお話などがあります。 栄養面では、豆腐を加工したものなので、良質のたんぱく質はもちろんのこと脂質、カルシウム、鉄、食物繊維などを豊富に含んでいます。また、大豆を食べるよりも、消化しやすくなっており、胃にも優しい食品となっています。 今日の給食では、小さめカットされた高野豆腐をだし汁と砂糖、みりん、しょうゆの味付けで煮含め、むき枝豆でいろどりを添えています。 |
|