本日の献立/2月7日(水)・キャベツのオイスターソース炒め ・卵スープ ・コッペパン、りんごジャム、牛乳 栄養価 エネルギー 744kcal、たんぱく質 32.2g、脂質 19.9g ☆でんぷん(澱粉)☆ デンプンは、植物の光合成によって得られる炭水化物の一つです。植物内では、光のエネルギーによって二酸化炭素と水からブドウ糖がつくられ、これが結合することによりデンプンとなります。このとき、炭素に水が結合したように思えることから「炭水化物」と呼ばれるようになったそうです。デンプンはイモ類や穀物に多く含まれ、これらを砕いて水中に放置するとことで、たやすく粉末状になって沈殿することから、オランダ語の「Zink-Poeder(沈殿しやすい粉)」を日本語に訳す際に「澱粉(でんぷん)」としたそうです。原料にはじゃがいも、さつまいも、とうもろこし、米、小麦などがよく使われています。いずれもほぼ白色の粉末で、味や香りはほとんどありません。 料理では、とろみ付け、揚げ物の衣、ふんわりと仕上げる、つなぎなど様々な用途で使用されます。よく使われるのは、じゃがいもでん粉で、馬鈴薯(ばれいしょ)でん粉とも呼ばれます。一般的には「片栗粉(かたくりこ)」の名で呼ばれることが多いですが、本来の片栗粉は、ユリ科のカタクリの根茎を原料とするものす。しかし、カタクリの収穫が減少する一方で、明治以降、北海道でのじゃがいも栽培が盛んになったことから原料がじゃがいもに置き換えられ、その名だけが残りました。 今日の給食では、卵スープの溶き卵に水で溶いたデンプンを加えておくことで、ふんわりと仕上がるようにしています。 |
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