本日の献立/12月16日(月)・豚肉と厚揚げの煮もの ・あっさりきゅうり ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 776kcal、たんぱく質27.9g、脂質 21.5g ☆まだら(真鱈)☆ タラは雪の舞う季節に欠かせない北国の代表的な白身魚で、雪のように白い身が特徴です。日本では古くから冬の味覚として親しまれ、タラのことを「ユキ」とよんでいたこともあり、漢字では「鱈(タラ)」と書きます。太平洋北部、日本海、オホーツク海など比較的北の海に生息しており、体長は1mくらいになります。日本近海には、約90種類のタラが生息していますが、一般にタラというと「マダラ(真鱈)」のことをいいます。マダラは生命力が強く、平均寿命は13〜14年といわれ、魚の中では長生きになります。また、食いしん坊でエサをよく食べ、お腹がぷくっとふくれた形をしていることから、お腹いっぱいに食べる意味の「たらふく(鱈腹)食べる。」や、矢継ぎ早にたくさん食べる意味の「やたら(矢鱈)食べる。」というような言葉のもとになっています。そのほか、タラバガニの「たらば(鱈場)」というはタラがたくさん獲れる漁場のことで、これと漁場が重なることからこの名がついたようです。 タラの卵巣として「たらこ(鱈子)」がありますが、これはスケトウダラというタラの仲間の卵巣を塩漬けにしたもので、さらに唐辛子で加工すると「明太子」になります。 今日の給食では、マダラの切り身をフライに加工したものを使用します。 本日の献立/12月13日(金)・菊菜とはくさいのごまあえ ・さつまいものみそ汁 ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 781kcal、たんぱく質29.9g、脂質 18.5g ☆きくな(菊菜)☆ キクナは、春に黄色の花を咲かせることから、「春菊(しゅんぎく)」とも呼ばれています。原産地は地中海沿岸とされ、ヨーロッパでは観賞用として栽培されていましたが、アジアに伝わる過程で食用として栽培されるようになったと考えられています。現在食用としているのは、日本以外では、中国、インド、東南アジアなどのようです。日本への伝来は、室町時代とされており、「高麗菊(コウライギク)」、「琉球菊(リュウキュウギク)」、「ローマ菊」などの名でも呼ばれていたことから、朝鮮半島、沖縄などから渡来したものと考えられます。 旬は11月〜3月で、柔らかいので、おひたしなどのあえものによく使われるほか、これからの季節、冬の鍋物には欠かせない食材となっています。 また、運送などの影響を受け、傷みやすい野菜ですので、大阪市の給食ではできるだけ大阪府内か近郊で生産されたものを使うようにし、地産地消にもつながるよう努力しています。 ※3年生は、来週12/16(月)より進路懇談等により給食中止となりますので、2学期の給食は本日が最終です。1・2年生は、12/17(火)まで、給食を実施します。 本日の献立/12月12日(木)・カリフラワーのスープ煮 ・スライスチーズ ・レーズンパン、牛乳 栄養価 エネルギー 832kcal、たんぱく質34.8g、脂質 30.8g ☆とうふハンバーグ☆ 一般的にハンバーグは、挽き肉を主材にしていますが、今日の給食では、豆腐を主材にしたハンバーグにしています。使用材料は、豆腐をはじめとし、おから、鶏肉、たまねぎ、にんじん、その他調味料などで、卵アレルギーに対応できるように卵は使用せずにつくられた製品を使用します。 大阪市の小学校の方では、豆腐、ツナなどを使用した手作りとなっていますが、中学校では親子方式が基本となっており、作業面等で困難が生じるため製品を使用しています。なお、加工食品等の原材料については、大阪市教育委員会のホームページより「学校給食」→「献立等について」の方に掲載されていますので、詳しくはこちらをご覧ください。 本日の献立/12月11日(水)・じゃこ豆 ・かぶのゆず風味 ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 807kcal、たんぱく質31.2g、脂質 19.0g ☆かぶ(蕪)☆ カブは、春の七草では「すずな(菘・鈴菜)」とも呼ばれ、最も古くから親しまれてきた野菜のうちのひとつで、地域ごとに独特の品種が栽培され、日本国内だけでもおよそ80種類もの品種があります。大阪近辺でも有名な品種があり、大阪では「天王寺」、奈良では「今市」、京都では「聖護院」などがあります。旬は11〜12月ごろで、冬場に多く出荷されます。 白い根の部分を使うことが多いですが、根と葉の栄養成分は大きく異なっています。根の部分にはビタミンCを多く含むほか、胃での消化を助けるアミラーゼなどの酵素も含んでいます。葉の方は、緑黄色野菜に分類され、カロテン、ビタミンC、鉄、カルシウム、食物繊維などを多く含み、栄養価値の高い野菜であるといえますので、葉の部分も捨てずにできるだけ利用したいものです。中には、葉の方を主に利用する品種もあり、漬物で有名な「野沢菜」もカブの一種になります。 今日の給食では、根の部分をゆず風味のあえものにしています。 本日の献立/12月10日(火)・はくさいの甘酢あえ ・みかん ・コッペパン、いちごジャム、牛乳 栄養価 エネルギー 900kcal、たんぱく質34.2g、脂質 27.4g ☆うどん☆ うどんは、小麦粉に塩水を加えてこねたものを麺にした日本で生まれた食品です。その発祥には諸説があり明確ではありませんが、奈良時代に中国から伝わった「混沌(こんとん)」というお菓子ではないかといわれています。混沌は小麦粉の皮で餡(あん)を包んだ団子(だんご)またはワンタンのようなもので、これを温かい汁に入れるようになり、「温飩(おんとん)」となり、これが「うんとん」となり、「うどん」に変化していったといわれています。そして、室町時代になって、現在のような麺としてのうどんになったと考えられています。その後、庶民の間にもひろまり、江戸時代に入って、しょうゆで味付けしただしにうどんを入れるようになったそうです。 そして、各地、各店でいろいろな工夫を凝らされる中、1904(明治37)年ごろ、東京、早稲田のあるお店でカレーうどんが生まれたとされています。様々な作り方がありますが、今日の給食では、昆布とけずりぶしでとっただしに、牛肉、うすあげ、野菜を加えて、カレールウの素などで味つけしたカレー汁にうどんを加えています。 |
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