本日の献立/11月9日(月)

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献立名 ・白身魚のフリッター
    ・洋風煮
    ・ブロッコリーのサラダ
    ・コッペパン、バター、牛乳
栄養価 エネルギー 910kcal、たんぱく質 38.2g、脂質 39.2g

☆ブロッコリー☆
 ブロッコリーは、アブラナ科の野菜で、葉の部分ではなく、花蕾(からい)と呼ばれる花のつぼみの部分を食べるものです。地中海沿岸が原産地で、16世紀にはイタリアやフランスなどで栽培され、第二次世界大戦後になって欧米諸国に急速に広まりました。日本へは、明治初期に、よく似た野菜であるカリフラワーの少し後に渡来しましたが、あまり普及せず、1970年代になって食生活の洋風化に伴って食べられるようになりました。日本名はカリフラワーが「花椰菜(ハナヤサイ)」と呼ばれていたことから「緑花椰菜(ミドリハナヤサイ)」、「芽花椰菜(メハナヤサイ)」などといいます。
 栄養豊富な緑黄色野菜で、ビタミンCはキャベツの約3倍も含み、野菜の中ではトップクラスです。そのほか、発ガンを抑制するカロテン、貧血を予防する鉄や葉酸、カルシウムとその代謝を促すカリウム、整腸効果のある食物繊維なども多く含んでいます。年中出回っていますが、おいしいのは11月から3月ごろです。
 今日の給食では、スチームコンベクションオーブンで蒸し、砂糖、こしょう、りんご酢、しょうゆ、綿実油を合わせたドレッシングをかけています。

本日の献立/11月6日(金)

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献立名 ・なまり節のしょうが煮
    ・ほうれん草のおひたし
    ・みそ汁
    ・ごはん、焼きのり、牛乳
栄養価 エネルギー 739kcal、たんぱく質 35.7g、脂質 12.5g

☆なまり節 (生利節)/生節(なまぶし)☆
 なまり節は、西日本では、一般的に「生節(なまぶし)」と呼ばれ、生のカツオをおろした後、ゆでるまたは蒸すなどして加熱し、一度だけいぶしてある程度乾燥させたものです。この製造方法により独特の風味が生まれ、おもに煮つけや、身をほぐしてあえ物などの料理に使用されます。
 今日の給食では、しょうが、砂糖、みりん、しょうゆ、料理酒で味つけした煮つけにしています。

本日の献立/11月5日(木)

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献立名 ・きのこのクリームシチュー
    ・キャベツのピクルス
    ・りんご
    ・レーズンパン、牛乳
栄養価 エネルギー 763kcal、たんぱく質 31.4g、脂質 22.2g

☆りんご(林檎)☆
 リンゴは、人類が食した最古の果物といわれ、その起源はおよそ8000年前といわれています。西アジアからヨーロッパへと広がり、ヨーロッパでは4000年以上も前から栽培がおこなわれ、品種改良も進みました。現在、地球上では、2000種以上もの品種が栽培されています。日本へは、中国から伝わったとされ、平安時代の漢和辞書である「倭名類聚抄(わみょうるいじゅしょう/931〜938)」では「利宇古宇(りうこう、りんごう)」として記述があるそうで、これがなまってリンゴと呼ばれるようになったといわれています。栽培が始まったのは明治4〜5年のころからで、気温の低い土地が適しているため、東北地方が主産地となり、4〜5月ごろに白い可愛い花を咲かせ、8〜11月ごろに収穫されます。果実は貯蔵性が高いため、次の年の収穫時期まで、一年中出回ります。
 芯のまわりに「蜜(みつ)」といわれる部分ができることがありますが、これは、糖アルコールのソルビトールという成分がしみ出したもので、蜂蜜のように見えることからこう呼ばれているようです。しかし、特にこの部分が甘いということではなく、完熟が進み全体の糖度が高くなっているので、「蜜入り」のものは甘いとされているようです。
 今日は、青森産の「つがる」を使用しています。

食育つうしん(2020年11月)を掲載しました。

こちらからどうぞご覧ください。⇒食育つうしん(2020年11月)
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本日の献立/11月4日(水)

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献立名 ・焼きししゃも
    ・金平ごぼう
    ・五目汁
    ・ごはん、焼きのり、牛乳
栄養価 エネルギー 738kcal、たんぱく質 31.3g、脂質 18.3g

☆ししゃも(柳葉魚)/樺太ししゃも(カペリン)☆
 シシャモは、アイヌ語で「ススハム(スサム)」と呼び、これがなまって「シシャモ」と呼ばれるようになりました。ここで、ススは柳、ハムは葉という意味になり、柳の葉の形に似ていることからこの名が付き、漢字では柳葉魚の字が当てられました。キュウリウオ科の魚では唯一川を上る種類で、10月から11月の産卵期に川を上るものを獲ります。ただ、本物のシシャモは、現在北海道の一部にしか生息しておらず、あまり獲れなくなりました。そのため、現在一般にシシャモとして出回るものは、本物ではなく、ノルウェーやアイスランド、カナダなどで獲れる「樺太(からふと)ししゃも」と呼ばれる「カペリン」がその代役としてシシャモの名で販売されています。
 栄養の面では、ビタミンEやB2などが多く含まれ、また骨ごと食べることができるので、カルシウムの補給源にもなり、栄養豊富な食品です。
 今日の給食では、カペリン(樺太ししゃも)をオーブンで焼いています。
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