献立名 ・ビーフシチュー
・三度豆とコーンのサラダ
・甘夏かん
・コッペパン、アプリコットジャム、牛乳
栄養価 エネルギー 855kcal、たんぱく質 32.5g、脂質 26.4g
☆甘夏かん☆
「甘夏かん」は、夏みかんの「枝変わり」として、1935年(昭和10年)に、大分県の川野氏の農園で発見された品種で、「川野夏橙(かわのなつだいだい)」と名付けられ、1950年(昭和25年)に品種登録されました。一般的には「甘夏(あまなつ)」とも呼ばれます。
皮は厚くてむきにくく酸味は強めで、苦みもあり、少し食べにくく感じるかもしれませんが、夏みかんよりは甘味が強く、この味のバランスが人気となっているようです。生食のほかジャムなどの加工品にも利用されています。
1月から6月ごろまで出回りますが、最も出荷が多くなるのは、3〜5月です。主な産地は、鹿児島、熊本、愛媛などです。
最近では、甘夏かんの枝変わりとして誕生し、さらに甘みの強い「新甘夏」という品種も出回っています。
※枝変わり…植物のある枝だけに起こる突然変異のような現象で、この枝を挿し木などの方法で、育成することができれば、新しい品種となる可能性があります。