本日の献立/10月25日(火)・ソーキ汁 ・ツナ大豆そぼろ ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 759kcal、たんぱく質 33.3g、脂質 25.1g ☆ツナ大豆そぼろ☆ ツナ大豆そぼろは、大阪市の学校給食では人気の高い、手作りのふりかけシリーズの一つです。作り方は簡単で、しょうがを炒めて香りを出し、ほぐしたツナ缶、ゆでてひきわりにした大豆を炒め、料理酒、砂糖、しょうゆで味付けします。家庭で作られる場合は、炒める時間を加減して、好みに合わせて水分の量を調整するとよいと思います。 成長期にしっかりとりたいたんぱく質やカルシウム、鉄、食物繊維などを多く含んでいますので、時間があればお試しください。 今日の給食では、炒めるときにだいこんの葉も加えて風味とともに栄養価も高めています。 本日の献立/10月24日(月)・きゅうりのサラダ ・ウインナーとじゃがいものスープ ・おさつパン、牛乳 栄養価 エネルギー 740kcal、たんぱく質 38.6g、脂質 21.1g ☆鰹(かつお)☆ カツオはサバ科に属し、世界各地の暖海域に広く分布しています。広範囲に回遊する魚で、全長は1mくらいになります。 日本近海では、北海道以南の太平洋側、九州の西側海域などに出現します。6〜8月に南方の海域で産卵し、春になると黒潮にのってイカやイワシなどを追って北上し、夏には北海道沖にまで来遊して充分なエサを食べ、秋になると南下します。主な漁場は三陸沖、伊豆・小笠原海域、九州南西方面で、春から秋にかけて漁獲されます。春獲りのものは4〜6が旬とされ、とくに北上し始めのものは「初ガツオ」として珍重されています。また、秋獲りのものでは、7〜8月の南下を始めた時期のものを「戻りガツオ」と呼び、最もおいしいといわれています。 良質のたんぱく質を多く含み、とくに血合いの部分には、鉄分や、タウリン、ビタミンB群やDなどを多く含んでいます。またEPA、DHAも多く含み、健康を保つための効果が期待されます。 今日の給食では、塩、こしょう、ノンエッグドレッシングで下味をつけてスチームコンベクションオーブンで蒸し焼きにし、マリネ風に仕上げています。 本日の献立/10月21日(金)・中華スープ ・黄桃(缶) ・牛乳 栄養価 エネルギー 713kcal、たんぱく質 29.5g、脂質 15.5g ☆野菜を食べましょう☆ 厚生労働省が「健康日本21(21世紀における国民健康づくり運動)」で示している野菜の一日の目標量は、成人の場合で350g以上となっています。この内訳として緑黄色野菜を120g以上、その他の野菜を230g以上が望ましいとされています。しかし、これだけの野菜を一度に摂取することは、すこし困難な量だと感じる方もあると思います。 ◎野菜を野菜をうまくとるには、 1.朝、昼、夕食の3食にうまく振り分ける。 2.炒めもの、煮もの、鍋もの、汁もの、蒸しものなど、加熱調理することにより、かさを減らして食べやすくする。 など、食べ方をくふうすることで、野菜を多くとりやすくなります。 本日の献立/10月20日(木)・じゃがいもと野菜の煮もの ・焼きのり ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 781kcal、たんぱく質 27.6g、脂質 20.5g ☆みそ(味噌)☆ みそは、古代中国の「醤(ひしお)」や「豉(くき)」と呼ばれる発酵食品が飛鳥時代に日本へと伝わり、これが由来となり独自に発展したものと考えられています。「大宝律令(701年)」では「未醤(みしょう)」という発酵食品の記録があり、これが「味噌(みそ)」につながっているようです。当初は高級品であったため、貴族や僧侶など一部の人々の使用にとどまっていましたが、室町時代になって豆類や穀類の生産量が増えたことから、みそづくりも盛んになり、一般的なものとなっていったようです。その後、豊臣秀吉の時代に懐石料理で味噌が使われるようになり、みそ料理の基礎ができ上がりました。そして、1626年には伊達政宗により、「御塩噌蔵(おえんぞぐら)」と呼ばれるみそ工場が仙台で設立され、大量生産が可能となりました。 今でもみそは、日本理の食生活には欠かせないものとなっており、各地の気候・風土により、様々な種類のものが製造されています。 今日の「みそカツ」のたれには、「八丁みそ」という大豆と塩を原料とした豆みそを使用しています。これは、愛知県岡崎市八帖町を主産地とするみそで、同市にある2件のみそ会社の登録商標になっています。3〜5年をかけて熟成させてつくる光沢のある赤褐色の辛みそで、保存性が高く濃厚な旨味と渋味があります。 本日の献立/10月19日(水)・大学いも ・みかん ・コッペパン、アプリコットジャム、牛乳 栄養価 エネルギー 784kcal、たんぱく質 36.3g、脂質 18.1g ☆さつまいも☆ サツマイモは、中央アメリカが原産で、栽培の歴史も古く紀元前にまでさかのぼります。コロンブスらによる新大陸発見後、ヨーロッパに伝わりましたが、温暖な気候を好むためヨーロッパではあまり普及は見られず、16世紀初めごろ、スペインの旅行者によりアジア諸国へと伝わり、各地へと広がりました。日本へは17世紀初期に中国から沖縄へと伝わりました。その後、1705年に薩摩の漁師が鉢植えを持ち帰って増殖させ、薩摩藩において享保・天明の飢饉を救ったとされています。その後18世紀前半に蘭学者の青木昆陽により、全国へと普及し、第二次世界大戦における戦中戦後の食糧難でも大いに役立ったようです。 今日の給食では、油で揚げたサツマイモに、砂糖、塩、しょうゆ、水で作った蜜をかけ、「大学いも」にしています。 |
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