本日の献立/9月16日(金)・ケチャップ煮 ・キャベツのバジル風味サラダ ・コッペパン、りんごジャム、牛乳 栄養価 エネルギー 861kcal、たんぱく質 32.1g、脂質 30.3g ☆チキンレバーカツ☆ 今日の「チキンレバーカツ」の原材料は、鶏肉、鶏レバー、たまねぎ、パン粉、小麦粉、でん粉、砂糖、食塩、カレー粉となっています。鶏などのレバー(肝臓)には、鉄やビタミンAが豊富に含まれていますが、その食感やにおいから苦手な人も多いようです。そのため、ほのかなカレー味をつけたミンチカツ風にして食べやすくしています。 鉄は体内で、赤血球に約2/3が存在し、残りの約1/3は内臓や各細胞に存在し、全身の各組織や細胞に酸素を送り、身体を活性化させる重要な働きがあります。不足すると酸欠状態となり、息切れや貧血などの原因となります。日々消費されるため、毎日の食事で摂取する必要がありますが、意識してとらないと不足しがちになる栄養素の1つです。厚生労働省の食事摂取基準では、12〜14歳の一日の推奨量は、男子で10mg、女子12mg、また、文部科学省の学校給食摂取基準では1食あたり4.5mgとなっています。重量だけで考えると少ないように思われるかもしれませんが、普段の食事でとろうと思うとけっこう難しいです。 今日のチキンレバーカツでは、1個60gで1.1mgの鉄分を含んでいます。 本日の献立/9月15日(木)・豚肉とじゃがいもの煮もの ・オクラの炒めもの ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 720kcal、たんぱく質 33.6g、脂質 17.8g ☆オクラ☆ オクラの原産地は、東北アフリカとされ、エジプトでは2000年以上前から栽培されていたようです。18世紀ごろになってアメリカ南部でも栽培が始まり、江戸時代の終わりごろアメリカから日本へと伝わりました。当時は「ネリ」と呼ばれるトロロアオイの一種と近い仲間であったので「アメリカネリ」または、「オカレンコン(陸蓮根)」などの名で呼ばれていたようです。利用がすすんだのは沖縄や鹿児島など一部の地域でしたが、1960年代以降になって、「オクラ」の名で全国的に普及しました。オクラというのは英語名で、語源はガーナのトゥイ語での呼び名「nkrama(ンクラマ)」が語源となったそうです。シシトウガラシに似ていますが、アオイ科という植物の仲間で、ハイビスカスのような黄色い花を咲かせることから観賞用としても親しまれています。 食品としては、緑黄色野菜に分類され、カロテンを多く含むほか、カルシウム、鉄、カリウム、マグネシウムなどのミネラル成分や、ビタミンB群、Cなどもバランスよく含んでいます。 今日の給食では、油で炒め、みりん、うす口しょうゆの簡単な味つけにしています。 本日の献立/9月14日(水)・焼きかぼちゃ ・スープ ・黒糖パン、牛乳 栄養価 エネルギー 777kcal、たんぱく質 32.6g、脂質 27.1g ☆ケチャップ☆ ケチャップは、完熟したトマトを粉砕して加熱し、裏ごしして皮や種子を除いて濃縮したトマトピューレに、塩、砂糖、酢、にんにく、玉ねぎ、香辛料などを加えて味つけしたもので、新大陸アメリカに渡った移民たちがつくりだしたのが始まりとされています。当時は、砂糖は使用されておらず、防腐用としては酢を使用していたようです。さらに保存性を高めるために砂糖を加えるようになったのは19世紀半ばごろといわれています。 日本では、1896(明治29)年に初めて製造され、1903(明治36)年になって大手メーカーがトマトピューレの製造を始めたのち、1908(明治41)年に現在のトマトケチャップの基本となるものが製造されました。この時から日本のトマトケチャップは、海外の技術を使わずに製造された日本独特のものとなりました。 原料となるトマトは、生食用として主に使用されるピンク(桃色)系ではなく、加工用には赤色系のものが使用されます。また、完熟トマトが使用されることから栄養面でも優れており、とくにβカロテンが豊富に含まれています。 今日の給食では、ケチャップ、トンカツソース、ウスターソース、砂糖を合わせてでん粉でとろみをつけ、ゆでたウインナーにかけています。 本日の献立/9月13日(火)・キャベツときのこのスープ ・ぶどう(巨峰) ・牛乳 栄養価 エネルギー 731kcal、たんぱく質 29.8g、脂質 19.0g ☆学校給食献立コンクール優秀賞作品☆ 本日の献立は、昨年度の学校給食献立コンクールで優秀賞となった献立で、福島区 吉野小学校 5年2組給食委員会から出品された献立です。「運動や勉強をがんばれるように、食欲がでるカラフルな色合いになるように考えました。」とのことです。 本日の献立/9月12日(月)・高野豆腐のいり煮 ・五目汁 ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 689kcal、たんぱく質 36.2g、脂質 15.5g ☆鮭(さけ/しゃけ)☆ サケはマスと同種の魚で、一般にサケ・マス類としてひとくくりにして分類されることが多いです。また、その種類は多く、サケとマスの区別も特には決まっていません。この中で、名まえにサケの呼び名がつくものには、シロザケ、ベニザケ、ギンザケ、タイセイヨウザケなどがありますが、日本で一般的にサケというと「シロザケ」のことを言います。 サケ・マス類の特徴としては、川で生まれ、海で育って大きくなり、再び産卵のために生まれた川に戻るという性質をもっています。このような性質の魚を「遡河魚(そかぎょ)」と呼びます。シロザケの場合は、秋から冬にかけて川を上りますが、上る前の個体はたっぷりと栄養を含んでいるため、たいへん味が良く、この時期に漁獲されるものを特に「秋味」と呼んでいます。 サケの肉には、たんぱく質のほかビタミンB1、B2やビタミンDが含まれ、脂肪部分にはDHAやEPAという成分が多く含まれています。また、肉が美しいオレンジ色っぽいピンク色をしているのは、アスタキサンチンという色素によるものです。 今日の給食ではサイコロ形に切ったサケを料理酒、砂糖、こい口しょうゆで味つけして焼いています。 |
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