本日の献立/6月13日(月)

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献立名 ・豚肉のごまみそ焼き
    ・すまし汁
    ・のりの佃煮
    ・抹茶大豆
    ・ごはん、牛乳

栄養価  エネルギー 719kcal、たんぱく質 33.0g、脂質 18.1g

☆ごま(胡麻)☆
 ゴマの原産地は、アフリカ南西部と考えられ、ナイル川流域では紀元前3000年以前より栽培されていたようで、エジプトのピラミッドや遺跡などから出土されています。当時は高価で、銀貨の代わりとして通用していたともいわれています。日本へは中国や朝鮮半島を経て縄文時代には伝わっていたようです。
 草丈は1m前後で、7〜8月に開花し、9〜10月に収穫されます。種子の色によって黒ゴマ、白ゴマ、黄ゴマ、茶ゴマなどに分けられます。また、ゴマが成熟すると莢(さや)が開いて種がはじき飛ぶようで、もしかするとアラビアンナイトの「開けごま!」の呪文は、宝物がぱっと開いて出てくることと重ね合わせたのかも知れません。
 ゴマには抗酸化作用があるためか、昔から「不老長寿の薬」といわれ、現在でもその効果が期待されています。さらに抗酸化作用により他の油と比べて劣化しにくいことから、古代エジプトではミイラをつくるときの防腐剤や、クレオパトラが化粧品として使ったともいわれています。
 今日の給食では、白ごまと白ごまをペースト状にした練りごまを、砂糖、しょうゆ、みそと合わせて、「豚肉のごまみそ焼き」の味つけに使用しています。

本日の献立/6月10日(金)

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 献立名 ・かぼちゃのクリームシチュー
     ・キャベツのゆずドレッシング
     ・クインシーメロン
     ・食パン、いちごジャム、牛乳

栄養価  エネルギー 806kcal、たんぱく質 33.8g、脂質 26.1g

☆クインシーメロン☆
 メロンの原産地は、東アフリカともインドとも言われていますが、エジプトや中国などでも紀元前の記録が見られるなど、あまりよくわかっていません。メロンを大きく分けると、マクワウリなどの東洋系と、アールスメロンなどの西洋系に分けられます。東洋系のものは弥生時代には中国や朝鮮半島から伝わっていたようです。書物としては「古事記」や「万葉集」に記載があります。西洋系のものは明治以降にヨーロッパから伝わりましたが、1950年代くらいまでは高級品で、一般にはなじみのないものでした。しかし、1962年に東洋系と西洋系の雑種として「プリンスメロン」が発売されたことで人気も高まり、その後も品種改良が行なわれ、栽培も広がりました。現在では、西洋系のものが中心となり、多くの品種が出回っています。
 西洋系によく見られる表面の網目は、硬くなった表皮が内部の成長によりひび割れが起こり、その傷をカバーしようとする組織が模様になったもので、人間でいうと傷の後にできるかさぶたのようなものです。
 クインシーメロンは、網目のある西洋系品種の中で、夕張メロンのように果肉に赤味を帯びた赤肉系といわれる品種です。メロンには利尿作用のあるカリウムを多く含まれ、また、赤肉系の場合は、カロテンも多く含まれます。
 今日の給食では、熊本県産のクインシーメロンを使用しています。

本日の献立/6月9日(木)

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献立名 ・チンジャオニューロウスー
    ・ハムと野菜の中華スープ
    ・枝豆
    ・アーモンドフィッシュ
    ・ごはん、牛乳

栄養価  エネルギー 711kcal、たんぱく質 31.1g、脂質 19.9g

☆枝豆(えだまめ)☆
 枝豆は、大豆の未成熟な豆を野菜として食べる食品です。莢(さや)は硬くて食べにくいので、内部の豆の部分を取り出して食べます。大豆は縄文・弥生時代には日本に伝わり、米や麦などとともに五穀の1つとして利用されていました。枝豆として利用されるようになったのは、一説では奈良・平安時代あたりではないかといわれ、鎌倉時代に日蓮が信徒にあてた手紙に「枝大豆」の表現があるそうです。江戸時代の中頃になると、夏の時期に枝についたままゆでたものを「枝付き豆」、「枝成り豆」などとして路上で販売され、ファーストフード感覚の食べ物となっていたようで、これが枝豆と呼ばれるようになったようです。
 輸入により一年中出回りますが、国内産の出回り時期は6〜10月で、7〜8月にピークを迎え、最もおいしい時期となります。
 豆としての栄養と野菜としての栄養をあわせもつため、たんぱく質のほかミネラル類、ビタミン類、食物繊維など幅広く豊富に含んでいます。中でも成長に欠かせない葉酸や、疲労回復、夏バテ予防などに有効なビタミンB群を多く含んでいます。
 今日の給食では、スチームコンベクションオーブンで蒸したものを塩で味つけしています。

本日の献立/6月8日(水)

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献立名 ・豚挽肉とニラのそぼろ丼
    ・キャベツの赤じそあえ
    ・みそ汁
    ・牛乳

栄養価  エネルギー 705kcal、たんぱく質 29.3g、脂質 15.9g

☆だし(出汁)☆
 「だし」というのは、魚介類や肉類、野菜類、海藻類、きのこ類など、様々な材料からその旨味や香りを抽出したもので、日本では昆布やかつお節、削り節などを煮出したものが、和風だしの基本となっています。
 現在のようなだし汁の使用が始まったのは、室町時代と考えられ、江戸時代前期の書物に「だし(出汁)」という表記が見られるようになったそうです。無形文化遺産となった和食のおいしさの源のひとつとして、だしのおいしさが認められ西洋料理でも取り入れられるようになってきているようです。
 ただ、だしをとるには少しの時間と手間がかかるため、最近ではうま味調味料を使用することが多くなり、本来のおいしさや調理法も忘れられる傾向にあるようです。大阪市の学校給食では、その伝統を守るためにも和風のだしについては、うま味調味料を使用することなく、昆布や削り節、煮干しなどから煮出しただし汁を使用しています。これは、みそ汁やすまし汁といった汁物だけでなく、和風の煮ものや煮びたしなど少量のだし汁を使用する際にも当日の調理の中でその作業を行なっています。
 今日の給食では、「みそ汁」に昆布と削り節のだし汁を使っています。

本日の献立/6月7日(火)

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献立名 ・いか天ぷら
    ・フレッシュトマトのスープ煮
    ・サワーソテー
    ・おさつパン、牛乳

栄養価  エネルギー 853kcal、たんぱく質 35.4g、脂質 31.3g

☆トマトに含まれる成分☆
 トマトには、いろいろな有効成分が含まれていることから健康的な野菜として、よく話題として取り上げられています。
・ビタミンCやカロテンを含んでいることによる皮膚や、のど・鼻などの粘膜を丈夫にし、「体の抵抗力を高める働き」
・食物繊維のペクチンによる「体内の有害物質を排出し、便秘や生活習慣病の予防」
・カリウムによるカリウムによる「高血圧の予防」
・皮の部分に含まれる色素、リコペン(リコピン)により活性酸素を除去することで、「がんや老化を予防する働き」
・その他
 しかしながら、トマトだけ食べていればよいということではなく、このような働きを生かすためには、やはり食事全体の栄養バランスが必要ということも知っておいていただければと思います。
 今日の給食では、洋風の煮ものに、生のトマトを使用しています。
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