本日の献立/2月9日(金)

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献立名 ・押麦のグラタン
    ・豚肉と野菜のスープ
    ・デコポン
    ・黒糖パン、牛乳

栄養価  エネルギー 803kcal、たんぱく質 38.4g、脂質 22.8g

☆押麦(おしむぎ)☆
 押麦は、大麦を調理しやすくするための加工方法の一つです。大麦は、米や小麦と同じイネ科の植物ですが、そのままでは水分を吸収しにくく消化も悪いため、昔からいろいろな方法が考えられてきました。その中で、大麦を精白し、蒸気で加熱しローラーで平たく伸ばすという方法が考え出され、これを押麦と名づけました。この方法は、1902(明治35)年に発明され、当初は手作業でしたが、1913(大正2)年に発明家の鈴木忠治郎氏(1887〜1964年)が「改良麦圧搾機」を完成させ機械化に成功し、その後も改良を加えながら大量生産を可能にしました。
 その他の方法としては、丸麦、切断麦、米粒麦など様々な方法が開発されています。
 押麦に加工した場合の栄養素は、穀物類なので主に炭水化物となりますが、摂取不足になりがちな食物繊維は、精白米と比べて20倍以上含まれています。
 今日の給食では、グラタンに加えて使用しています。

本日の献立/2月8日(木)

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献立名 ・鶏ごぼうご飯(きざみのり)
    ・焼きれんこん
    ・みそ汁
    ・牛乳

栄養価  エネルギー 674kcal、たんぱく質 27.2g、脂質 17.0g

☆れんこん(蓮根)☆
 れんこんは、蓮(はす)の地下茎(ちかけい/地中に伸びる茎)が太くなったもので、これが蓮の根と表現され「蓮根(れんこん)」と呼ばれています。中国が原産とされ、日本へは奈良時代に中国から薄桃色の美しい花を咲かせる観賞用のものが伝わりました。その後鎌倉時代になって、食用のものが伝わり各地に広がりました。
 れんこんの穴は地上の葉や茎から地中の根までをつなぐもので、空気を出し入れする大切な役割をしており、通常は、真ん中に1個とその周りに9個の穴が開いています。この穴は「先を見通す」という意味から、縁起の良いものとして扱われ、正月や節句などお祝いの料理としてよく使用されます。秋から冬にかけてが旬の野菜で、ビタミンCを多く含んでいます。れんこんに含まれるビタミンCは、イモ類などと同じようにでん粉に守られているため、加熱しても壊れにくいのが特徴です。
 今日の給食では、れんこんに塩と綿実油をまぶしてオーブンで蒸し焼きにした料理で、れんこんそのものの素朴な味が楽しめる一品です。

本日の献立/2月7日(水)

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献立名 ・中華おこわ
    ・キャベツのオイスターソース炒め
    ・卵スープ
    ・コッペパン、りんごジャム、牛乳

栄養価  エネルギー 744kcal、たんぱく質 32.2g、脂質 19.9g

☆でんぷん(澱粉)☆
 デンプンは、植物の光合成によって得られる炭水化物の一つです。植物内では、光のエネルギーによって二酸化炭素と水からブドウ糖がつくられ、これが結合することによりデンプンとなります。このとき、炭素に水が結合したように思えることから「炭水化物」と呼ばれるようになったそうです。デンプンはイモ類や穀物に多く含まれ、これらを砕いて水中に放置するとことで、たやすく粉末状になって沈殿することから、オランダ語の「Zink-Poeder(沈殿しやすい粉)」を日本語に訳す際に「澱粉(でんぷん)」としたそうです。原料にはじゃがいも、さつまいも、とうもろこし、米、小麦などがよく使われています。いずれもほぼ白色の粉末で、味や香りはほとんどありません。
 料理では、とろみ付け、揚げ物の衣、ふんわりと仕上げる、つなぎなど様々な用途で使用されます。よく使われるのは、じゃがいもでん粉で、馬鈴薯(ばれいしょ)でん粉とも呼ばれます。一般的には「片栗粉(かたくりこ)」の名で呼ばれることが多いですが、本来の片栗粉は、ユリ科のカタクリの根茎を原料とするものす。しかし、カタクリの収穫が減少する一方で、明治以降、北海道でのじゃがいも栽培が盛んになったことから原料がじゃがいもに置き換えられ、その名だけが残りました。
 今日の給食では、卵スープの溶き卵に水で溶いたデンプンを加えておくことで、ふんわりと仕上がるようにしています。

本日の献立/2月6日(火)

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献立名 ・鰯のしょうがじょうゆかけ
    ・含め煮
    ・いり大豆
    ・焼きのり
    ・ごはん、牛乳

栄養価  エネルギー 713kcal、たんぱく質 33.3g、脂質 15.2g

☆節分☆
 大阪市の給食では、物資調達の都合により、全市一斉に同じ献立を実施できないため、4ブロックに分けてそれぞれ順番をかえて実施しています。そのため、今年の節分は、2月3日でしたが、今回の節分の献立は、少し遅くなり、本日の実施となりました。
 節分は、本来季節の変わり目を意味するもので、「立春」、「立夏」、「立秋」、「立冬」の前日のことをいいます。したがって、1年間に4回あり、季節の変わり目には「鬼」、すなわち「邪気」が生ずると考えられ、それを払う行事が行われてきました。とくに立春の前日には、昔から、豆まきのほか鰯(いわし)の頭を柊(ひいらぎ)の枝にさして戸口に立てるなどの習慣があり、これが今の時代にも引き継がれてきています。
 各ご家庭でも、色々な形で節分の行事を実施されたかも知れませんが、今日の給食では、鰯を焼いてしょうがじょうゆをかけた料理と、いり大豆を献立にとり入れ、節分の行事食としました。

本日の献立/2月5日(月)

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献立名 ・チキンレバーカレーライス
    ・きゅうりとコーンのサラダ
    ・スイートポテト
    ・牛乳

栄養価  エネルギー 772kcal、たんぱく質 28.2g、脂質 17.3g

☆スイートポテト(sweet poteto)☆
 日本でスイートポテトというと、さつま芋を使用した洋菓子という風に思うかもしれませんが、実は日本発祥のお菓子です。海外でスイートポテトというと、単にさつま芋のことを示し、私たちが思うお菓子のスイートポテトは、ほとんど知られていません。発祥は明らかではありませんが、明治時代に、蒸かしてつぶしたさつま芋に卵黄と砂糖を混ぜ、その皮に盛り付けた料理があったそうです。明治20年ごろにこれを小分けして、表面に卵黄を塗ってつやを出して焼き、お菓子として提供したものが、全国に広まっていったようです。
 これまで給食では、手づくりのデザートとして提供してきましたが、今回は新しい試みとして、牛乳・乳製品、卵を使用せずにつくられた製品のスイートポテトを提供します。

※食育つうしん(2024年2月)を配布文書のコーナーに掲載しました。
こちらからどうぞ⇒「食育つうしん(2024年2月)」
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