本日の献立/6月6日(火)・キャベツのゆずドレッシング ・和なし(カット缶) ・コッペパン、いちごジャム、牛乳 栄養価 エネルギー 819kcal、たんぱく質 34.2g、脂質 26.3g ☆和なし(カット缶)☆ なし(梨)は、日本の果物の歴史の中でもっとも古くから食べられているものの一つで、「日本書紀」にも記述があるようです。登呂遺跡などからもその痕跡が見つかっていることから、食用としての利用が始まったのは弥生時代であろうと考えられています。現在日本で食べられているなしは、日本なし、中国なし、洋なしに分けられ、「和なし」というのは、日本なしのことです。ちなみに、「なし(梨)」は「無し」につながり、縁起が悪いとして、「あり(有り)の実」と呼ばれることもあります。 今日の給食では、幸水・豊水・二十世紀などの品種の和なしを食べやすい大きさにカットして缶詰にしたものを提供しています。 ※食育つうしん(2023年6月)を配布文書のコーナーに掲載しました。 こちらからどうぞ⇒「食育つうしん(2023年6月)」 本日の献立/6月5日(月)・ハムと野菜の中華スープ ・枝豆 ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 708kcal、たんぱく質 29.4g、脂質 18.5g ☆チンジャオニューロウスー(青椒牛肉絲)☆ チンジャオニューロウスーは、中国発祥の料理です。「チンジャオ(青椒)」は辛味のない緑色のトウガラシで、ピーマンやししとうなどがこれにあたり、「ニューロウ(牛肉)」は漢字の通り牛肉、「スー(絲)」は細切りのことを示します。このことから、ピーマンなどの野菜と牛肉を細切りにして炒めた料理となります。 もともとは、福建省の料理といわれ、一般的には豚肉を使用し、この場合は「チンジャオロウスー(青椒肉絲)」となります。中国では、「肉」と書いた場合は豚肉を示し、その他の肉を使用した場合は、その種類がわかるように書くことが多いです。日本ではどちらの肉を使用しても「青椒肉絲」の表記にしていることが多いようです。 今日の給食では、ピーマンとたけのこの細切りと牛肉を使用し、しょうがで風味をつけ、砂糖、しょうゆ、オイスターソースで味付けし、でんぷんでとろみをつけています。 本日の献立/6月2日(金)・三度豆とコーンのサラダ ・てぼ豆のスープ ・おさつパン、牛乳 栄養価 エネルギー 742kcal、たんぱく質 41.0g、脂質 20.7g ☆てぼ豆(手亡豆)☆ てぼ豆は、白い色をしたインゲン豆の一種で、大福豆などとともに「白いんげん」ともいわれ、明治時代に北海道の十勝地方で栽培が始まりました。通常のインゲン豆は蔓性(つるせい)であるため、栽培時に手竹と呼ばれる支柱が必要ですが、当時のてぼ豆の品種が半蔓性(はんつるせい)で手竹が必要ないことが「手亡豆」の名の由来となったそうです。 白いんげんの仲間は、日本では大部分が白あんの原料となり、料理では甘煮に使用されるなど甘い味付けが多いようです。西洋料理では、日常的にスープや煮ものなど様々な料理に使用されています。ちなみに英語では、白いんげん豆ということで「white kidney bean」と呼ばれます。「kidney」は腎臓の意味で、豆が腎臓のような形であることからこの名がついたと思われます。 炭水化物やたんぱく質、鉄、カルシウムなどを含むほかビタミンB群、食物繊維なども多く含んでいます。今日の給食では、スープの具として使用しています。 本日の献立/6月1日(木)・3色スープ ・3色酢のもの ・牛乳 栄養価 エネルギー 711kcal、たんぱく質 29.6g、脂質 20.8g ☆学校給食献立コンクール優秀賞作品☆ 今日の給食献立は、昨年度の学校給食献立コンクール優秀賞作品です。出品者は、阿倍野区丸山小学校6年1組の児童たちです。 |
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