本日の献立/7月4日(火)・ウインナーとキャベツのスープ ・すいか ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 739kcal、たんぱく質 32.9g、脂質 19.1g ☆赤ピーマン☆ ピーマンはトウガラシの仲間で、英語では「bell pepper(ベル・ペッパー)」「sweet pepper(スイート・ペッパー)」などと呼ばれています。トウガラシは中央・南アメリカが原産で、江戸時代初期に薬味や香辛料として伝わりました。その後アメリカで品種改良が進み、辛味のないトウガラシとしてピーマンが育成され、明治初期に日本に伝わり、「甘とうがらし」として流通しました。ピーマンの名はフランス語でトウガラシを「piment(ピマン)」と呼ばれることが語源となったようです。その後、日本で好まれる品種も育成され、栽培が広がり、第二次世界大戦後さらに生産量も増えました。 一般に出回るピーマンは緑色をしていますが、これは未成熟の果実で、完熟すると赤い色に変化します。これを「赤ピーマン」と呼び、緑のものと比べて甘味が強く、苦味は少なくなりますが、収穫までの期間が長くなるのと、日持ちがしないために生産量は少なめになっています。しかし、赤く完熟したものは栄養価がたいへん高くなることから、最近では注目されるようになり、出荷量も増えてきているようです。年中出回りますが、旬は6〜9月で夏の野菜となっています。 今日の給食では、パエリアに使用しています。 本日の献立/7月3日(月)・冬瓜の煮もの ・みそ汁 ・焼きのり ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 710kcal、たんぱく質 35.7g、脂質 15.0g ☆冬瓜(とうがん)☆ 冬瓜は、きゅうりやスイカなどと同じウリ科の植物で、東南アジアやインドなどが原産とされる野菜です。日本へは古くから伝わり、平安時代には栽培が始まっていたようです。昔は「加毛宇利(かもうり)」と呼ばれ、夏が旬の野菜ですが、貯蔵性が高く、切らずにおいておくと冬でも食べることができるということから、「冬瓜」の名が付きました。 たいへん大きな野菜で、国産のもので、10kg程度にまでなるものもあります。およそ95%が水分で、低エネルギーではありますが、カリウムを多く含むので、高血圧や夏バテの予防に効果が期待されます。味はとても淡白でくせがなく、煮物や汁物などの料理によく使用されています。 今日の給食では、鶏肉とともに、しょうが、みりん、塩、うす口しょうゆで味付けしただしで軟らかく煮て、でん粉でとろみをつけています。 |
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