本日の献立/1月24日(水)・チンゲン菜ともやしの甘酢あえ ・中華スープ ・黒糖パン、牛乳 栄養価 エネルギー 862kcal、たんぱく質 35.1g、脂質 35.1g ☆チンゲン菜(青梗菜)☆ 1972年9月29日、日本と中国は共同声明により「恒久的な平和友好関係を確立する」ことで一致し、両国は国交回復で盛り上がりました。そして、中国からは2頭のパンダ「ランラン」「カンカン」、日本からは「オオヤマザクラ」と「カラマツ」の苗木を贈り物としてお互いに届けあったほか、貿易も盛んにおこなわれるようになりました。 そんな時代の中で、多くの中国野菜も日本に導入され、チンゲン菜もその一つであり、最も定着した野菜となっています。小松菜などと同じく結球しないアブラナ科の野菜で、暑さ、寒さに強く、また幅広く料理に使えるので、日本各地で栽培がおこなわれるようになりました。 色鮮やかで、食感もよく、ほのかな甘みのある淡白な味わいがあるとともに、煮くずれもしにくく、煮物、炒め物など、幅広く料理に使用できます。また、調理時に油を使用するとさらに色よく仕上がります。緑黄色野菜に分類されており、栄養面では、カロテン、ビタミンC・Eなどが豊富に含まれ、感染症予防や生活習慣病の予防にも効果が期待されています。さらに、カルシウムや鉄などのミネラル成分も多く含まれ、栄養価の高い野菜です。 今日の給食では、もやしと合わせて、甘酢あえにしています。 本日の献立/1月23日(火)・焼きミニハンバーグ ・ごぼうサラダ(ノンエッグドレッシング) ・固形チーズ ・牛乳 栄養価 エネルギー 861kcal、たんぱく質 31.5g、脂質 27.3g ☆ごぼう(牛蒡)☆ ごぼうの原産地は、ユーラシア大陸北部、ヨーロッパ、中国と言われ、日本へは平安時代に中国から朝鮮半島を経て薬草として伝わったとされています。日本でも当初は薬用として使用され、平安中期ごろには宮廷料理として使われた記述があるようです。独特の香りや歯ごたえが親しまれていますが、食用としている国は、日本と台湾くらいのようです。 貯蔵がきくので年中出回りますが、旬は作型により、11〜1月、4〜5月に分かれ、どちらかというと秋に収穫される前者が主流となっています。 成分の方は、薬草として用いられていただけあって多くの効能が知られています。食物繊維は、野菜の中でもトップクラスで、整腸作用に加え、動脈硬化やがんの予防に、また、糖分の吸収を抑えることから糖尿病などの予防効果も期待されます。そのほか、カリウム、カルシウム、鉄、マグネシウムなどのミネラル成分も多く含んでします。 今日の給食では、コーンとともに薄く味をつけて煮たものに、ノンエッグドレッシングを添えて、ごぼうサラダにしています。 本日の献立/1月22日(月)・かす汁 ・栗きんとん ・焼きのり ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 783kcal、たんぱく質 35.5g、脂質 15.5g ☆酒粕(さけかす)☆ お米を蒸して、麹(こうじ)や酵母(こうぼ)と呼ばれる菌で発酵させると「もろみ」というものになり、これを熟成させてしぼることにより「お酒」ができます。このとき絞ったあとに残るものが「酒粕」です。魚から肉を除くと骨が残るということから、酒をとって残ったものという意味で「酒骨(さかほね)」と呼ばれることもあります。 酒粕には、たんぱく質や炭水化物のほか、ビタミン類、アミノ酸、食物繊維、酵母などがたくさん含まれ、栄養価も高いため、健康食品としても見直されているようです。体を温める効果もあるため、かす汁にして冬の行事などにもよく振る舞われます。そのほか甘酒、漬物などによく使われます。板状のものをそのまま焼いて、砂糖をかけて食べてもおいしいです。 今日の給食では、鮭、こんにゃく、うす揚げ、だいこん、にんじん、青ねぎを具として、酒粕、うす口しょうゆ、みそで味付けし「かす汁」にしています。 本日の献立/1月19日(金)・てぼ豆のスープ煮 ・和なし(カット缶) ・棒チーズ ・黒糖パン、牛乳 栄養価 エネルギー 819kcal、たんぱく質 34.0g、脂質 25.4g ☆鯵(あじ)☆ アジは世界中の暖かい海に広く生息し、暖流にのって回遊する魚です。日本でも古くからも沿岸で漁獲されています。アジの名は、その味の良さに由来したもので、さらに旧暦の3月(現在の5月ごろ)から脂がのっておいしくなることから、漢字では魚へんに漢数字の参の字が添えられたようです。 アジ類の特徴は、側線部分に、稜鱗(りょうりん)、またはゼイゴ、ゼンゴなどと呼ばれる大き目で鋭いとげのある一列の鱗(うろこ)を持っています。栄養成分では、青魚全般に多く含まれるDHAやEPAなども豊富に含まれています。 今日の給食では、でんぷんをまぶしてから揚げにしたアジに、玉ねぎを炒めて砂糖、塩、酢、料理ワイン、レモンで味付けしたソースをからめてレモンマリネにしています。また、今日は、和歌山産の国産レモンを使用しています。 ※配布文書に2月分の献立表を掲載しました。⇒「2024年2月分中学校給食献立表」 本日の献立/1月18日(木)・菊菜と白菜のおひたし ・みそ汁 ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 723kcal、たんぱく質 30.7g、脂質 19.6g ☆菊菜(きくな)☆ 菊菜は、春に黄色の花を咲かせることから「春菊(しゅんぎく)」とも呼ばれています。原産地は地中海沿岸とされ、ヨーロッパでは観賞用として栽培されていましたが、アジアに伝わる過程で食用として栽培されるようになったと考えられています。日本以外で食用としているのは、中国、インド、東南アジアなどのようです。日本へは室町時代に朝鮮半島や沖縄を経由して伝わったようで、「高麗菊(こうらいぎく)」、「琉球菊(りゅうきゅうぎく)」、「ローマ菊」などの名で呼ばれていました。 栄養価の高い緑黄色野菜で、カロテン、ビタミンB2・C・E、カルシウム、鉄などを豊富に含んでいます。独特の香り成分には、食欲の促進、消化促進などの働きがあるといわれています。旬は、11月〜3月で、おひたしなどのあえ物のほか、鍋物などにも欠かせない食材となっています。 今日の給食では、大阪で採れた菊菜を使って白菜と合わせ、おひたしとして使用してします。 |
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