本日の献立/6月6日(木)・オクラのかつお梅風味 ・和なし(カット缶) ・牛乳 栄養価 エネルギー 741kcal、たんぱく質 28.0g、脂質 19.0g ☆食中毒を防ぎましょう!☆ 平年では、近畿地方の梅雨入りは6月6日ごろとなっていますが、今年は少し遅くなりそうとの予想です。しかし、これから梅雨に入り雨の日が多くなると、暑さに加えて湿度も高まり、ジメジメとした日が続きます。私たちにとっては、あまり気持ちの良くない環境であっても、細菌たちにとっては最も良い環境となり、この時期は一年間で最も細菌性の食中毒が多くなります。おもな症状は、嘔吐、下痢、発熱などですが、場合によっては命にかかわることもあります。給食室でも細心の注意を払っていますが、ご家庭においても十分ご注意ください。 ※詳しくはこちらをご覧ください。⇒〈厚生労働省ホームページ/家庭での食中毒予防〉 本日の献立/6月5日(水)・三度豆のごまあえ ・じゃがいものみそ汁 ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 719kcal、たんぱく質 29.8g、脂質 17.1g ☆給食で使用している海藻類☆ 海で囲まれた日本では、遠い昔から海藻類を食用として利用していたようで、一万年前の貝塚などからも出土しています。 海藻類にはカルシウム、鉄などのミネラル成分や、食物繊維などが含まれており、体内の代謝や成長などに関わる栄養素を含んでいます。 今日の給食では、みそ汁の具として「わかめ」を使用しています。 ちなみに「わかめ」は、日本の食生活では、日常の食品として欠かせないものとなっていますが、海外ではほとんど食用として利用されておらず、たいへん残念なことに、他の海産物の成長阻害や漁業用の機器に絡まるなどの被害が問題視され、国際自然保護連合(IUCN)では、「世界の侵略的外来種ワースト100」にあげられてしまっています。 本日の献立/6月4日(火)・ミックス海そうのサラダ ・クインシーメロン ・黒糖パン、牛乳 栄養価 エネルギー 811kcal、たんぱく質 33.6g、脂質 24.5g ☆クインシーメロン☆ メロンの原産地は、東アフリカともインドとも言われていますが、エジプトや中国などでも紀元前の記録が見られるなど、あまりよくわかっていません。メロンを大きく分けると、マクワウリなどの東洋系と、アールスメロンなどの西洋系に分けられます。東洋系のものは弥生時代には中国や朝鮮半島から伝わっていたようです。書物としては「古事記」や「万葉集」に記載があります。西洋系のものは明治以降にヨーロッパから伝わりましたが、1950年代くらいまでは高級品で、一般にはなじみのないものでした。しかし、1962年に東洋系と西洋系の雑種として「プリンスメロン」が発売されたことで人気も高まり、その後も品種改良が行なわれ、栽培も広がりました。現在では、西洋系のものが中心となり、多くの品種が出回っています。 西洋系によく見られる表面の網目は、硬くなった表皮が内部の成長によりひび割れが起こり、その傷をカバーしようとする組織が模様になったもので、人間でいうと傷の後にできるかさぶたのようなものです。 クインシーメロンは、網目のある西洋系品種の中で、夕張メロンのように果肉に赤味を帯びた赤肉系といわれる品種で、その色の美しさから「クイーン(Queen)」、赤肉系にはカロテンを多く含み健康的であることから「ヘルシー(Healthy)」を組み合わせて、「クインシー」の名がつけられました。 今日の給食では、熊本県で収穫されたクインシーメロンを使用しています。 ※食育つうしん(2024年6月)を配布文書のコーナーに掲載しました。 こちらからどうぞ⇒「食育つうしん(2024年6月)」 本日の献立/6月3日(月)6月3日(月) 献立名 ・八宝菜 ・厚揚げのピリ辛じょうゆかけ ・もやしの中華あえ ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 759kcal、たんぱく質 33.0g、脂質 23.4g ☆八宝菜☆ 八宝菜は、中国料理の1つで、「八宝」は、数が多いということをあらわしており、8種類というわけではなく、いろいろな種類の食材を使用することがこの名の由来となっています。肉類や卵類、野菜類、きのこ類など多くの食材を使用することができるため、栄養のバランスもとりやすい料理です。 今日の給食では、豚肉、うずら卵、たまねぎ、キャベツ、にんじん、たけのこ、ピーマン、しいたけを使用しており、ちょうど8種類の食材を使用しています。 本日の献立/5月31日(金)・グリーンアスパラガスのソテー ・押麦のスープ ・コッペパン、ブルーベリージャム、牛乳 栄養価 エネルギー 741kcal、たんぱく質 39.8g、脂質 21.3g ☆グリーンアスパラガス☆ アスパラガスは、ユリ科の植物で、若い茎の部分を食べる野菜です。ヨーロッパ南部からロシア南部あたりが原産とされ、古代ギリシャ、ローマで栽培されていたものが、ヨーロッパ全域に広がったようです。次々に若い芽が生えることから、「よく分かれる」「激しく裂ける」などの意味をもつ「アスパラゴス」というギリシャ語が語源となったようです。 日本へは江戸時代に、観賞用として伝えられ、食用の品種は明治時代の初期に伝わり、栽培も始まりました。本格的な栽培は大正時代になってからで、当時は缶詰として輸出するためのホワイトアスパラガスが主流でした。グリーンアスパラガスは、1965年ごろから全国に広がり、北海道、長野、佐賀、長崎などで栽培されるようになりました。旬は、3〜6月ごろで、このころになると国産品が出回ります。ホワイト、グリーンいずれも同種で、発芽後、日光を当てずに栽培したものがホワイトとなります。 アスパラガスには、疲労回復やスタミナ強化などの効果がある成分が多く含まれ、この成分はアスパラガスから発見されたことから、アスパラギン酸と名付けられました。 今日の給食では、一度ゆでたものをベーコンと合わせて炒め、塩、こしょうで味つけしています。 |
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