【6年生】 道徳「わたしのせいじゃない」教材では、泣いている男の子を見て、14人の子ども達がそれぞれの言い訳をします。 14人の子ども達の言い訳を、「自分には関係ない」「まわりの子のせい」「泣いている子のせい」の3つに分け、自分がその場にいたら、どの言い訳をしてしまうだろうかと考えました。 「こわくて何もできず、見ているだけ」を選んだ児童が多く、その背景をみんなで考えました。 子ども達は、「止めに入ったら、次は自分がやられてしまうかもしれないから、本当はその子を守りたいのに、反射的に自分を守ってしまう。」「集団心理に流されてしまう。みんなとちがうことをするのはこわい。」と、人が持つ心の弱さに気づいていました。 学習の終わりには、「このような場面で、自分は声をあげて動ける人になりたい。」と「少数派になっても、自分が正しいと思うことをしたい。」という考えをノートに書いている児童が多くいました。 子ども達が勇気と自信を持って行動することができるよう、これからも励まし続けていきます。 |
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