人権学習に取り組みました自閉症の青年と、自分を見失いかけていた看護学生(明日美)の、小さな偶然の出会いからはじまった、海へのドライブ…。二日間にわたる、青年との交流や老夫婦との出会いから、明日美は自分自身を見つめ直し、大切な何かを感じとる…。「障がい」や「家族」、「老い」など、とても大切なテーマを扱っており、美しい風景を背景に心温まるエピソードで綴られた作品となっていました。原作の『ぼくはうみがみたくなりました』は、自閉症児・大輝君の父親である脚本家、山下久仁明氏が「一人でも多くのひとたちに自閉症のことを知ってほしい」という想いから2002年に書き下ろした小説です。1時間40分ほどの映画でしたが、みんな最後までとても真剣に観賞していました。感想文も感じたことや考えたことなど、みんなしっかりと書いていました。 |