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第11回校内研究授業が行われました                                                                                                                                                                                                                      ―1年生・理科―

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本校では、本年度「アクティブラーニング(能動的な学習)」の視点を取り入れた授業改善に取り組んでいます。校内研究授業でも、能動的で協同的な学習の場面を取り入れ、生徒の考える力や表現する力を高めていきたいと考えています。

本日(6時間目)、1年A組で第11回目の校内研究授業(杉原教諭)が行われました。教科は理科です。「化学変化と原子・分子」の単元で、今日の授業では、炭酸ナトリウム(重曹)の熱分解を利用した実験を行いました。実験のタイトルは「トライ カルメ焼きをつくってみよう!」です。カルメ焼きができるときに、どのような化学変化が起こっているのかを調べることが目的です。
今回の実験では、教師からの実験の手順についての説明は最小限にとどめ、“自力”で「カルメ焼き」作りに挑戦します。実験の方法について、前回、4人の班ごとに自分たちでタブレット端末を使って調べ、まとめました。
調べた手順に沿って実験を進めていましたが、実際にザラメに水や重曹を加え、熱しながらかき混ぜても、なかなか「カルメ焼き」らしく膨らみません(重曹が熱分解するとき二酸化炭素を放出するためカルメ焼きは膨らみます)。
杉原教諭からは「なぜ、うまくできないのかを考えてみよう!」とサジェスチョンがありました。また、うまくいった班に、「なぜうまくいったのか」について説明を求め、全体での共有化が図られていました。
生徒たちは失敗から自分たちで問題を発見し、話し合い、予想しながら、実験の方法に何度も修正を加えていました。失敗を通して、主体的、協働的に仮設を立て、検証することができていたようです。アクティブでチャレンジングな授業でした!

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