本日(8日)の5・6時間目、多目的室で全学年対象の人権講演会が開催されました(PTA活動の一環として実施しました)。講師は「新聞 うずみ火」代表の矢野 宏様です。ジャーナリストとして、戦争に関する取材を続けてこられ、月一回の新聞の発行や執筆活動、講演活動等をしておられます。本日のテーマは「平和について考える」です。90分の講演の途中で「大阪大空襲」のDVD番組を視聴しました。番組は空襲を体験された、7名の方々の証言で構成されていました。お一人お一人の絞り出すような「語り」の中から、戦争の悲惨さが浮かび上がってくるのを感じました。「戦争は最大の人権侵害」といわれます。講演を通して、「戦争の記憶」をしっかり受け継ぐことの大切さを改めて気づかされるとともに、「誰もが生まれてよかったと思える社会にしていくために私たちはどのような責任を持つのか」について、深く考えさせられました。生徒たちは、90分の講演時間、集中をとぎらせることなく、真剣にDVD番組を視聴し、矢野様のお話を聞いていました。講演のあとは教室にもどり、気づいたことや考えたことをワークシートに書きました(写真右)。貴重なお話をお聞かせいただいた矢野様に深く感謝申しあげます。