校訓「健康 思考 実行」〜3つのことばが揃い関係し合う 未来を創造できる実行力を生み出す〜

小学校全校朝会

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 皆さんが普段食べている豆腐と高野豆腐。実は同じものです。
 この高野豆腐は高野山のお坊さんが考えたものだと言われています。
 和歌山県の高野山は雪深く、とても寒くなります。豆腐を外に出すと凍ってしまう程だそうです。
 体を作る栄養源を大豆から取る必要があるのですが、豆腐はいたみが早く保存に適していません。豆腐を凍らせることで水分を抜き、更に天日干しをし乾燥させることで保存食となります。東日本では「凍り豆腐(こおりどうふ)」東北地方では「凍み豆腐(しみどうふ)」というそうです。
 この高野豆腐を細かくし、煮物にしたものが明日の給食に出ます。
 皆さんはこの絵のような形のものを知っていますね。
 さて、この二つをお箸で食べることを想像してみてください。豆腐のように崩れやすいものを箸で持ち上げるにはゆっくり優しく扱いますね。
 豆腐が柔らかくて崩れやすいということを学校や幼稚園かどこかで習いましたか?習っていませんね。でもみんな知っています。みなさんこれを経験しているからです。豆腐が柔らかいのを「そんなんあたりまえやん」という人もいるでしょう。
難しい言葉で「知識」と言います。この場合「常識」とも言えるでしょうか。
 さて、この柔らかい豆腐をゆっくり丁寧にそして優しく、お箸の力加減を工夫してつかんだり、それでもだめならスプーンを使ったりして食べますね。スプーンを使うと簡単にすくえることを知っている。これも「知識」の一つです。この知っていることを組み合わせてうまく食べられたことを「知恵」を使ったと言います。つまり、知識がないといくら考えても知恵は出てこないのです。
 今度は高野豆腐、お箸で切るのが大変。豆腐と高野豆腐。同じものでも扱いが全然違いますね。

 何事も壊れやすく弱いものは丁寧にやさしく扱わなくてはいけません。時には全く違う対応をしなくてはいけない時ときもあります。人と人との関係や人の気持ちによく似ています。昨日は何ともなかったのに今日は腹が立ったり、乱暴に扱うと壊れてしまうことがありますね。
 消しゴムやノートをを借りたり教科書を見せてもらうのに声を掛けなかったり、挨拶をしないでいきなり話しかけたり、目を見て話さなかったり、荒くたい言葉遣いをしたり。そんな小さなことは丁寧で優しいとは言えませんね。今のクラスで過ごすのもあと少し。そんなことに注意をして過ごしてください。

 令和4年3月14日 小学校 副校長講話

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