校訓「健康 思考 実行」〜3つのことばが揃い関係し合う 未来を創造できる実行力を生み出す〜

中学校 全校集会

 7年生の理科で習っている光や音の速度や波のお話、8年生9年生もちょっと思い出してみてくださいね。光の速度、覚えてますか、1秒間に地球7回半も回ります。
3×10^8m/sですね。電車や車でよく使う時速にすると約10憶8千万km/hとなります。つまりめちゃくちゃ早いんです。早すぎて「今」なんです。
 君たちが今こうして僕を見ている。見ているのは実は光ですよね。太陽や蛍光灯の明かりが僕にあたって皆さんの目に届いて見えている。ここに光が動いているんです。真っ暗、光が何にもないとつまりは見えないことになります。
 音の速さも学習してますね。音の伝わる速さ、340m/s、時速にすると1225km/hということになります。自動車が60km/hくらい、普通飛行機は900km/h、音よりも早く飛ぶ飛行機やロケットはあるそうです。
 音の伝わる速さもかなり早いですが、光に比べるとずいぶん遅いですよね。この差が雷の稲光が光ってからゴロゴロと聞こえるということになります。離れたところでの雷はこの差が大きくなって稲光よりもずいぶん遅れて音が聞こえるということになります。地球上では光は今、音は1秒間に340m進むので3秒で約1km。つまりぴかっと光って123と数えてゴロゴロズドンと聞こえたら約1km先で雷が起きていることになりますね。
もし、光の速度より早く何かができたら。
 このペンを私は右手から左手に光より早く動かせることができる。よく見ていてくださいね。そうそう、動かしてから元に戻しますね。
 今度はこのペンをおでこめがけて投げます。もちろん光より早く投げるので見えません。やりますよ。どうですか、見えていないのにあたった感触だけがあるんですね。
こう考えたのがアインシュタインという方で相対性理論が生まれたことなんです。
皆さんも様々な現象を「これなんでだろう」「調べてみよう」「どうしてだろう」と考えたり感じたり、そして先生に聞いてみたり。全部答えられないかもしれないけれど、きっと先生は一緒に考えたり調べたりしてくださいますよ。
令和5年2月6日 中学校全校集会 校長講話

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