2学期終業式○2学期 122日間、2年生では、皆さんの今年の漢字が廊下に張りだされています。 校長先生は、皆さんの成長を「育」 はぐくむ という漢字を選びます。 1年生は一生懸命すべの行事や学校生活を送る姿は、もう小学校の面影はありません。 11月の宝栄小学校の1,2年生との清掃活動では、あんなお兄さん、お姉さんになりたいとあこがれの存在になっていました。仲間と先生との絆をさらに強めていってください。 「伝えよういのちのつながりエッセイ」を1,2年生全員に書いてもらいました。 その中で、小学校から気になっていることがあります。それは、地域の人が道路などで、私たちを見守ってくれている人は何時にきているのだろうと思っています。たまに早く行くことがあったとしても絶対にいるのです。信号を待っているとき、いつも話しかけてくれたりします。暑い時、寒い時、いつも必ずいる地域の人はとても優しいです。 学校の帰りに会ったときは「おかえり 学校楽しかった」などいっぱいいろんなことを話しかけてくれます。私たちの安全を見守ってくれて、とってもカッコイイと思います。 これからのよろしくお願いします。とエッセイに綴ってくれています。 初めての行事も一つひとつ 一生懸命全力で取り組む姿勢は、気持ちがいいです。 この冬は各自でヒヤシンスを育ててもらいます。育てたヒヤシンスは地域にお世話になっ た方々へ届けます。毎年、皆さんが運んでくれるふれあいヒヤシンスを楽しみに待ってお られます。よろしくお願いしますね。 ○2年生は、今は部活動の中心として、先輩の思いを受け継ぎ、新人戦やコンクール、作品づくりと、頑張ってくれています。また、職場体験学習や秋の発表会を通して、卒業後の進路に向けても考えだしているところだと思います。ガジュマルの木もゆっくりと成長しています。ゆっくりでいいです。自分の将来のことをお家の人と話をする機会をつくってみてはどうでしょうか。 ○3年生 私立高校の受験する皆さんは、行き先を決め、いよいよ本番への準備に入っています。あせらないで、時には、ゆっくりお風呂に入り、好きなことも少し取り組むながら、この冬休み14日間を有意義に取り組んでください。努力はうらぎりません。皆さんを応援してくれる人はたくさんいることを忘れず前に進みましょう。 ところで、スマートホンやインターネットを使っている人が多いと思いますが、特に、SNSによる事件が多いです。自分の気持ちを安易に載せたりすることで、とんでもない事件に巻き込まれることがあります。十分注意をしてください。 今の高校1年生の男子生徒が中学2年生の時、成績が下がり気味で、自分からスマートホンを思い切って解約して、生活を始めた話聞きました。その後、時間の使い方が大きく変わったそうです。学習にもしっかり取り組めているとのことでした。 先日、女子大学生が電動自転車に乗って、右手はスマートホンでイヤホンをして音楽を聴いている。左手は、飲み物のカップをもって、出会いがしらに女性に接触し、大きな事故につながりました。十分、自転車の事故には気をつけてください。 3学期の早々に3年生は実力テスト 1,2年生はチャレンジテストがあります。冬休みの宿題も出ています。早めに仕上げてほしですが、新学期前日できてなくて、学校休むことのないように、できてなかったたら、「ごめんなさい」と謝って、3学期やればいいから、始業式から休まないようにしてください。 ○最後に「花咲き山」の絵本を紹介します。 「アヤという女の子が主人公です。あるとき山に山菜を採りにいったアヤは、道に迷い奥深い山の中にある家に着きました。その家の周りにはきれいな花がたくさん咲いていました。アヤがその花を眺めていると、家の中からみんなに恐れられている山姥がでてきました。(山奥に住むおにばば)びっくりしたアヤにやさしく山姥はこんな話をしました。 「ここにさいている花はなあ、山のふもとにある村の人間が優しいことを一つした時に一つの花が咲くのじゃ。アヤ、お前の足元にさいている赤い花は、それは、お前が昨日咲かせた花じゃ」「えっ」と驚くアヤに山姥は続けて、「昨日お前は、妹のソヨが母親に祭りに着ていく着物を買ってほしいと「だだ」をこねただろう。そのとき、お前は本当は自分も新しい着物が欲しかったのに、私はいらないから妹に買ってあげてと言った。二人の着物を買うお金がない母親はホットし、妹も喜んだ。お前は辛い思いをして我慢をした。そしてこの花が咲いた。この赤い花はどの着物よりも美しい」 村に戻ったアヤは、この話をすると誰も信じてくれません。そこでもう一度、花咲き山にいきました。もう山姥の姿はありませんでした。 でもアヤはそれから優しいことをしたとき、「今、きっと花咲き山に花が咲いた」と思うようになったというお話しです。 今年もあと6日、皆さんの優しい行動で、きれいな花を花咲き山に咲かせてください。 |